おかん、関西では母親のことをおかんと呼ぶことがあります。
つい先日、『おかん最高!』と思うことがありました。
それは、
祖母の初盆の為に田舎に帰省していたことでした・・・
祖母の初盆の為、母と二人で田舎に帰省しました。
半日かけて帰省の旅を
終え祖母がいなくなった家についた僕は祖母の家にある少し古めのテレビを
みながら、疲れた両足を投げだして座っていました。
座り込んで2時間ほどたって、『お腹が空いてきたな』と思っていると、
目の前のテーブルからカタンと軽い音がしました。
その音は料理がのったお皿が
テーブルにのる音でした。
僕が「疲れた〜」といいながらテレビを見ている間に
母親は息子の為に夕飯を作っていてくれたのでした。
『おかん最高!』『感謝!』一人暮らしで自炊をしている僕にとって、
とっても嬉しくて、とってもありがたいことでした。
でも、小さい頃から息子に夕飯を作ってきた母親にとっては、今回の夕飯を
作ったことは特別なことではなく、ごく当たりまえのことだったかもしれません、
子供の頃の僕も母親が夕飯を作ってくれていたことをごく当たり前のことのように
受け取っていました。
大人になって一人暮らしをして、改めて母親のしてくれていたことのありがたさが
身にしみました。
身近な人のありがたさって、ついつい見落としがちです。
まだまだ “見落としがちなありがたさ”って僕にもいっぱいあると思います。
そのことに気づかせてくれた母親に感謝を送りたいと思います。
『おかん最高!ビバおかん!』
by 原裕輝