エクササイズに”話し掛け”を用いたのにはワケがあります。
それは、私が最近毎日やっていることだから。
なぜかリラックスできたり、ささくれた気持ちがス〜となる、
そんな効果があります。
きっかけは「胎教」。
おなかの赤ちゃんに話し掛けているんですが、
いつのまにか、自分に話し掛けているような感覚になってしまう。
これでは、意味がないのかもしれませんが、
思わず与えられたプレゼントでした。
”自分を大切にする”言葉にするのは簡単でも、
いざ実践となると、なかなか難しいものです。
甘やかす事と、錯覚もしてしまいがち。
欲求を満たす事と混同もしてしまいがち。
子宮の中にも届くように大きめの声で、
はきはきと短い言葉を気持ちをこめて言う。
適度な刺激”音”は、脳の発達を促すんだそうです。
そしてコミュニケーションは絆を深めてくれる。
でも、なにもお腹に子供がいなくても、
これはやっていいんじゃないか、ふとそう思ったわけです。
私たちのハートは、内側からしか開かないようになっています。
もちろんたくさんのやさしさや愛情を、
誰かからもらって、心を開く、ということはあっても、
あくまで”自分で”開くんですね。
そして、一番開きやすいのが、
誰かを愛そうとするとき。
赤ちゃんに向かって話し掛けている言葉が、
私自身の気持ちを落ち着かせてくれるのは、
この作用がとても効いているからのようです。
あなたの中にも、声をかけてもらいたくて待っている誰かが、
必ずいます。
by 源河はるみ