カウンセリングの仕事をしていると、言葉って大切なんだなぁと改めて
思うことが本当に多いんです。
例えば、ちょっとした言葉の行き違いや言葉足らずから人間関係が気まずく
なってしまったり、言おうとしたけど「ま、いっか」と思って言わなかった
が為にそこから恋人関係や夫婦関係が悪化していったり・・・。
特に日本人は言わなくても通じているだろうと思ってしまうことが多いよう
ですね。
でも、実は言葉にしなければ伝わらない事がたくさんあります。
なんとなくは伝わっていても、言葉にすることでより良い関係になっていく
ということは、間違いありません。
例えば、「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」「気をつけてね」
「お帰りなさい」「お疲れ様」etc・・・。
当たり前の言葉なんだけど、言うのと言わないのでは大違いです。
言う方は何でもない言葉だとしても、言われた方はとってもうれしいです。
もっと言うなら、言う際に気持ちをのせていうと、もっと相手に伝わります。
日本では昔から<言霊>と言う言葉があるように、言葉を大切にしていたん
ですね。
現代の私達が忘れてしまっている言葉の大切さ。言葉を使うときのちょっとした
気持ち。
忘れてはいけないなと思いました。
このちょこっとしたことが大きな違いを作り出していくような気がします。
by 根本理加