最近、感情の変化が激しくて「あ〜これギャンブルやなぁ。」と思うことが続い
ています。
私自身も、周囲も、何故かとても多いです。
ギャンブルといっても、パチンコや競馬など所謂ギャンブルではなく、
「どうなるかわからないけど、怖いけど、やってみるしかないかなぁ。。エイッ!」
ていう思いきり・決断みたいなものです。
多分周りからみると「大したことないやろ〜。」て言われそうなことなんですけ
どね。。でも、感覚的にそんな感じなんです。
元々慎重派な私は、普段からギャンブルもやらないし、先の見えないものにかけ
てみる、コミットする(決める!)、そして委ねるというのがとても苦手です。
この“委ねる”というのが簡単なようで難しい。曲者です。
ついつい保険をかけたくなってしまうし、我ながら情けなくなる位優柔不断になっ
てしまいます。
あまりにも怖すぎてギリギリまで暴れることもあるくらい…。
でも、何か人生の転機や流れを変えたい時には、必ず出くわすんですよね。
これが…。
今までの人生で最大のギャンブルは二つ。
ひとつは、初めて心理学のワークショップにいった時。
「うわ〜。嫌なもの見てしまった。知らなかったらよかった。最悪…。どうしよ
う…。」感情的にはすごく嫌で、でもなぜか心から離れなくて。。
ここに関わってみるか?それともスッパリやめるのか?どちらにするかで人生の
流れは大きく変わったはず。
そして、もうひとつは結婚。
そんなことで…て笑われそうですが、でも私にとっては最大のギャンブルだった
んです。
だって、女性ですから(きっと男性も、なんでしょうけれど…。)誰と
結婚するのか?て結構大きな決断だったりしますよね。
当時は、二人ともお金はない、仕事も不安定、親も反対…、自分でもこんなのア
リ?ていう位先が見えなかったので、本当不安で一杯でした。
でも、慎重で確実なことにしか手を出さない私が、何故かその時は、怖いんだけ
れど心の奥に「これでいいんじゃない?」て信頼もあって、その感覚だけで思い
きってつき進んだような気がします。
今思うと、どこにそんな勇気があったんだろう…?て感じですね。
普段怖がりな分、思いきりやらないと動けないというのもありますが。
でも、誰の意見に左右されるでもなく、自分の意志で決めれたことがよかったの
かもしれないなあと思います。
この間、あるスポーツ選手の方からこんなお話を聞きました。
「人生もギャンブルなんですよ。思いきってやってみないと何も始まらない。」
そうですよね。。。確かに。
ワールドカップバレーを見ていても、本当にハラハラドキドキさせられますよね。
選手はどうなるかわからない先の見えない一瞬一瞬に賭けてるんですよね。
だからこそ、その姿にこちらも感動をもらえるのかもしれない。
怖がりは一生直らないかもしれないけれど、それでも、いざという時に「エイッ!」
て飛び込める、ギャンブル上手になりたいなぁと思う今日この頃です。
by 塩田純子