●気づきの連続

ハワイ渡航シリーズ第3段です。
さて、今回は、2週間のセミナー中にあった、週末の休日の過ごし方の中で起こった大きな気づきについてお話ししようと思います。
私は、ハワイに渡航するのは、心理学のセミナーでは初めてでしたが、観光も含めると5回目の事でした。
ハワイは、湿気もなく、あの場に舞い降りるだけで、不思議と心が解放される感じが好きでした。
だから、看護婦として働いていた頃に、そのストレスを発散するために、英語を使わなくてすむ海外だったので、友人と数度訪れた場所でした。
でも、あれから5年の月日が流れており、すっかり忘れた頃にまた渡航できるチャンスがやってきたという感じでした。
さあ、セミナーも5日目を終え、週末がやってきました。
自己嫌悪を扱うセミナーの反動か、日本人の一行は、ショッピングで癒されまくってしまい、「セミナーに出るより、ショッピングに来る方が、いいんじゃない。」と、笑い話ですが、皆で話したぐらい、盛り上っていました。
最初に、皆で行った場所は、もちろんアラモアナ・ショッピングセンターでした。
到着し、集合時間を決めると、各人はバラけちり、目指すお店に直行という感じ。
私は、今回は、日頃の忙しさから、事前にハワイ研究をする事もなく、勉強に来たんだから、遊ぶなんてとんでもないと思っていたようで、観光ガイドさえ持っていかずでしたので、「さあ、どうしようかな?」と、思ったものの、とにかく動いてみるという感じで、1件目の店に入って行きました。
すると、単純な私は、店の広さや、シンプルなんだけど日本にない洋服のラインに魅了され始めました。
そして、試着すると、なんと「ちょっと大きいかな?」なんて、日本では味わいない感覚に陥ったのです。
実は、私は、身長は165cmあり、当然足のサイズは、日本の普通の店にはないサイズ、
さらに、これぞ日本人体型というほどの下半身デブタイプ、もっと付加えれば手が異常に長いという体型なのですが、顔が長く、出ている部分が細く見えるので、私の洋服や靴選びの苦労は、あまり共感してもらえないという感じでした。
もちろん、人それぞれの悩みってありますものね。
例えば、私の例なら、足が大きいだけ出なく、日本人の木型によくある甲高とは全く正反対だからピッタリフィットを求めるのは無理というような細かい点など、言い出せば、誰にでもきりがないくらい出て来るものです。
でも、あるんです。
ハワイにはね…
先ずは、靴のサイズは、当たり前のようにどれでも出てくるので、デザインからでも選び放題、シャツの袖は、ピッタリフィットよりやや長めなのでスッと手が出てる感じでセクシーだし、何よりパンツの太ももが入るから、どんなパンツの形でも色でも選び放題。
「一体、私に何が起きてるの?」と、とにかくビックリ。
別に、ハワイが変ったわけではないし、私の体型が変ったわけでもない。でも、今までのハワイの旅では味わえなかった感覚を体験しました。
それで、ふりかってみると、それまでのハワイの旅は、特にこれが欲しいという感覚がないまま、ストレス発散が目的だったので、ブランド物を買って一気にお金を流す事を目指していたように思いました。
だから、目的が他にあったので、ブランド物を手にしても、本当は、あまり嬉しいと感じていなかったのが本音に気づきました。
それから、英語ができないので、洋服を試着するという事へのチャレンジもしてなかったので、今回のような体験を味わえてなかったという事があったと思います。
チャレンジしてみると、今回だって、私が英語が出来るようになったわけでなく、ハワイの店員さんが、日本語がますます上達しているから、気軽に試着できる状況があった事に気づきました。
そして、最大の気づきは、日本という私のサイズに合うものをあまり生産していない国で、
必死に捜し求めているという事に気付いてなかったので、ショッピングに行く度に疲労し、ちょっと大袈裟かもしれませんが、日本のファッション業界に絶望し、文句を抱えていたという点に気づきました。
この業界の方は、ビジネスですから、売上を見込んでの御商売をされているだけなのにね。ほんと勝手に恨んでてゴメンナサイという感じです。
この2日間は、私の買い物クセに関する気づきが、本当にたくさんありました。
「なあんだ、手に入りにくい場所で、一生懸命手に入れようと、今までもがいてたんだ。
なんと、どんなに労力と時間を無駄にしてきたんだろう。それから、意図しないネガティブな恨みを持ってしまってたんだろう。」と、思うと、はぁーと肩の力が抜けるような溜息が出ます。
でも、今気づいて良かった。
で、更なる課題が…。
簡単に手に入る外国に、せめてもっと楽に簡単に行けるようにするには、どうすれば良いんだろう?という新しい想いが出てきた事は、新しい意識の扉なのだろうけど、なんだか「不可能を可能にするってどういう事、誰か教えて!!」と、おもわず嬉しい悲鳴をあげてしまう今日この頃です。
深澤三津子

この記事を書いたカウンセラー

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