『手放す事』に関して1本コラムを書いたのですが、さらに、とても良い流れが出来た事を感じたので、その続きのお話しを書いてみたいと思います。
嬉しい戴きモノが手に入り、友人の手放す事に貢献できた私は、心がルンルンになっていたので、すぐにひらめきました。
そして、すぐにそのひらめき通りに実施したら、私自身も長い間
『手放す』事に関して苦労してきた事に関して、嬉しい結果が出ました。
実は、モノに関して執着の強かった私は、結婚前に持っていたモノが不要となっても、手放せず、ここ数年困っていました。
それでも、子供が出きる際には、どうしても空間を創らなければならなかったので、大きいお腹を抱え、冬の寒い日に、初めてフリーマーケットをして、「お店屋さんごっこ」を楽しみ、見事空間を手に入れた経験もありました。
その後、生活も変化し、今必要なモノと今まで持ってきたけど不必要となってしまったモノが明確になり、時間を見つけては、整理整頓してきました。
すると、不用品を集めた箱が、大きな箱が7箱と大きなキャビネットもあり、家の一部屋を倉庫かわりに使わざる得ない事となり、それを見ていると、憂鬱になってしまうほどでした。
でも、地域のフリーマーケットの日程とも合わず、インターネットオークションに出すほどでもないし…。
でも、でも、モノ執着症候群の私だったので、殆どが新品に近い状態のモノばかり、中にはブランドモノも結構あったりして。
と、考えれば考えるほど、『考え過ぎ症候群』にはまりそうでした。
でも、やっと今日、ある本で見つけた情報をもとに、ある機関に電話をかけ、一気に引き受け手が見つかりました。
その機関は、国内にある厚生省認定の機関のようですが、少ない補助金で細々とやっているというお話しでした。
本による情報では、衣類のみとあったのですが、電話をしてみると、受けたモノの全てを、フリーマーケットに出し、そこで得た収益をとても有益なモノとしており、「使えるものなら何でもいいんです」と、とても感謝を伝えて下さいました。
私も、他の不用品まで、行く手が見つかったので、予定外に嬉しく、なりました。
「今年どうなっていきたいかな?」と、主人とお茶話した中で出てきたのは、『シンプル』になる事でした。
「本当に気に入ったモノを厳選し、本当に欲しいモノだけのある空間を創りたいね。」と、大きなテーマを、昨年から二人で思い描き始めた中での事です。
共働き、子育て、さらに、互いに仕事を広げたい、子供も増やしたいとなると、全てがシンプルにならないと、欲しい時間と心の豊かさは持てないねという発想があるからです。
やっと『手放し』の道がついた今、今年は、空いて行く空間をそのまま保てる自分になる事と、その中で、モノを厳選していく目を耳を肌、そして心を、さらに育てたいと思う新年の幕開けです。
これからモノを手放す日まで、『手放す』モノに感謝し、その学びとして、もっともっとじっくりモノを選ぼうと、強く強く心に誓う日になりそうです。
そして、今日、私に舞い降りた『手放す』というエッセンスの入った素敵な人間関係の流れを、このコラムを読んで下さる方に、贈りたいと思います。
『手放す』事に、苦労される方々に幸あれ!!
深澤三津子