◇固定観念から離れてみた時

毎朝、僕は新聞を読みます。
歳を経てからだんだん強く感じるようになった
のですが、世界とか、広い範囲で起きている出来事に関心を持つことはとっ
ても大切ですよね。
社会的な意味ももちろんあるけれど、どちらかというと、大局観を持つとい
う意味で。
薬屋さんでお米が売られていたり、コンビニでお金が引き落とせたりする時
代です。
何が何とつながるのか、便利さという基準を元に、固定観念がどん
どん取り払われている今、押し寄せてくる時代の足音が聞こえてくるかのよ
うです。
固定観念が意味を成さなくなりつつある今の時代の流れの中で、とても大切
になるものはやっぱり、自分の気持ちなのではないでしょうか。
先ほど書いたように僕は毎朝新聞を読むのですが、休日の朝はさらにチラシ
を読みます。
理由は、単純に好きだからです(笑)
先日見ていたら、最新の携帯が格安で販売していました。
別段今の携帯に困ってはいなかったけれど、カメラ付きのものにするのもい
いかな、と思い、すぐに替えてきました。
・・・たぶんすぐにカメラ機能は使わなくなるのだろうけれど。
とりあえず1度ぐらいは使おうと思い、被写体を探しました。
何人かの人が僕の犠牲になりましたが(笑)、人を撮るのも飽きてしまった
ので、うちの「すてぞう」を撮ってみました。
ここで大部分の人が「すてぞうって何だよ?」と思ったことでしょう。
すてぞうにまつわるエピソードはあるのですが・・・。ここでは割愛。
結論を言うと、6年前に拾った熊のアイピローです。
アイピローは本来、寝るときに目の上に乗せて使うものですが、僕が名前を
つけて部屋に飾っていたら、周りの人たちも丁重に扱うようになりました。
今では座布団の上に座っています。
固定観念をなくすということは、とても柔軟性のいることだと思います。
でも、柔軟性を育むと人生や生活の中にちょっとした変化が訪れるかもしれ
ませんね。
高橋大

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。