僕の記憶が正しければ、確か夏頃。うだるような暑い日々が続いていた時期。
カウンセラー仲間である渡辺から「高尾山に登らない?」と誘われたのでした。
当時夏バテ気味だった僕はただ一言、子供のように言い放ちます。
「暑いからやだ」
…。
なんてヤツだ、と思われる方もいらっしゃることでしょうが、ここはさすが
渡辺、彼女は僕と違ってちゃんと大人の対応ができるヤツなのです。
「じゃあ涼しくなったら行こうね。」
秋なら涼しかろうと、深く考えずに生返事。その後は日々の生活に忙殺され、
風情などからは程遠い月日を過ごした挙句…。
やや冬がかった先日、カウンセラー仲間である首藤も誘って高尾山に行って
まいりました。