コラムを書こうと思って、このタイトルを思いついたら、ちょうどTVから
このタイトルの歌が流れてきました。
すごい!得した気分です。
(^^)v
この八月で主人が仕事を辞めることになりました。
見かけによらず、責任感が強く慎重な主人にとっては、悩み悩んだ末の思い
切った決断のようです。
「仕事やめたいなぁ。」と最初に言い出してからは早2-3年経っているような
気もします。
「あと一年、あとちょっと、、。」と言いながら深夜遅くまで働き続けてきた
主人も遂に限界がきたようで、今年に入ってようやく「区切りつけるわ。」と
自分からいってくれました。
妻の立場としては、毎晩遅くまで働きづめで疲れはてていた主人を見ていたの
で、ホッとした気持ち半分と、これから先がハッキリ決まっていない状態で
仕事を辞めるなんて本当に大丈夫なんだろうか?という気持ち半分です。
でも、将来の不安を感じながらも、やっぱり、よかったなぁという思いが一番
の気がします。
主人の決断までの流れをみてると、そういえば、私自身も自分がなかなか
決められない性格で、昔長年務めた職場を辞める時も何年も悩んだよなぁと
いうことを思い出します。
上司にも「辞めたい。」というようなことを言っておきながら、「やっぱり
続けます。
」て言ってみたり。
おいおい、どっちやねん!! ハッキリしろよ〜。ですよね。全く。(苦笑)
自分がこんなに決められない性格だったとは。。
でも、辞める前にあれだけ心配して悩んだわりには、辞めてからは何事もな
かったように流れていくので、「なんで私はあんなことであんなに悩んでい
たんだろう?」と不思議に思うんですね。もっと早く決断すればよかった、
て。
思えば、引越しする時も誰かと別れる時も結婚する時も、慣れ親しんだ場所を
離れる時はいつもそうでした。
自分的には疲れる位すっご〜〜〜く悩んで、でも過ぎてしまえばなんてことは
ないんですね。平穏無事にあっけらかんと時は流れていくのです。
新しい場所も意外に居心地よかったりして。(^^;)
私は相当変化に弱い?体質のようです。
よく言えば、情が強く何にでも愛着をもってしまうとも言えるけれど、悪く言
えば、執着が強かったり、未来を全然信頼できなかったり。
そうそう、その当時は、会社を辞めることが何か社会から一人取り残されるよ
うな気がして、それがすごく怖かったのを覚えています。
自分に全く自信がなかったので、自分で決める・自分で責任をとるというのが
とてつもなく大きな間違いをおかしてしまうような気がして、不安で一杯に
なってました。
ただ、その時に周りの友人を見ていて不思議に思ったんですね。
自分みたいに、ただ仕事を辞めるだけでこんなに悩む人間もいれば、私の周り
には、そんなに深く悩むこともなく仕事を辞めたり、彼と別れたり、今まで
いた場所を簡単に変えられる友人がいる。
しかも、そういう友人に限って、なんだかとっても運がいいというか恵まれて
る?ように見えるんですね。
次々と新しいチャンスをつかんで、楽〜に人生の波にのってるというか。
「なんで??この違いは何??」
ちょうどその頃心理学をかじりかけの頃で、「運がいい人にくっついてみると
いいよ。」と聞いていたので、さっそく彼女を傍で観察してみました。
一番びっくりしたのが、彼女はあんまり先のことを心配していない、ことなん
ですよね。
今自分がやりたいこと、欲しいものに忠実で、今目の前にあることにお金も
エネルギーも思いっきり使って、先のことをあんまり考えてないんですね。
もちろん、彼女にも悩みはあり、友人としてその悩みも知っていたのですが、
でも、少なくとも当時の私よりは目の前にあるものを楽しんでいたし、未来を
心配していないように見えました。
それも、諦めて単にドライになってるわけではなく、悩みながらも、今の時間
の多くを笑って過ごしてる、そんな感じです。
その結果、ハードワークして頑張らなくても、本当に次々と新しいチャンスに
恵まれるんですよね。
すごい、、、!!
私て、こんなに怖がりで、未来を信じることができないんだ。。。
彼女はあんな悩みもってても、切り替えができる。強いんだな。。。
ちっぽけな自分に腹は立つし、嫉妬もするし、自己嫌悪もしたけど、でもやっ
ぱり最後に出てきたのは、「私もあんな風になりたいな。」でした。
その友人のお陰で勇気づけられ、随分背中を押してもらいました。
怖いけど、私も信頼してみようっっっ、、、、!て。
(これ、会社を辞めるだけの話です。
。。m(__)m)
今の主人も、自分で「区切りをつける。」と言い出してから、随分いろいろな
プロセスがあったように思います。
主人は、今を楽しむということやチャンスに恵まれてるということでは、私よ
りもよっぽど強いと思っていたけれど、やはり彼にも彼なりの恐れは一杯ある
ようです。
辞めると決めてから、次々とでてくるネガティブな自分の感情と向き合いつつ、
家族も巻き込んでの夫婦バトルも繰り返しながら、ようやくひとつの区切りを
迎えることになりそうです。
ひとまず「お疲れさまでした。
」ですね。(^-^)
主人のプロセスとともに、私も、信頼すること、自分で何とかしようとしない
で信じて任せること、そして、その間は目一杯楽しむこと!!そんなことを周り
の人達から沢山教えてもらう半年間となりました。
そういえば、隠れていた神様も他の神様の笑い声にびっくりして出てきてし
まった!という神話もありましたよね。
今までだって何とかしよう〜と頑張った時よりも、信じて流れに任せた時の方
が確実に上手くいっていたんですよね。
あがいてみても、結局なるようになっているというか。
今思えば、会社を辞める位かわいいもの。(本当にかわいい。。(_ _))
そうやってあと10年もすれば、今回の思い出も小さな笑い話となるのでしょう。
私は、自分では、目標を決めてひとつひとつそこにたどりついていくタイプの
人間かなぁと思っていたのですが、どうやらそうではないということに、最近
になってようやく気づきました。
遅い〜!
今の友人関係や生活も、10年前の私には想像もできないことなんですね。
意外にも、ある瞬間の直感で人生が思わぬ方向に大きく変わり、節目を迎えて
しまうことの方が多いみたいです。
自分のことは、何年経ってもやはりなかなかわからないものですね。
それとも、それだけ人は変化できるということなのかもしれません。
時代だって変わっているのですから。
自分で制限さえもうけなければ、人は何にだってなれるし、可能性を秘めてい
るのかもしれませんね。
(^^)
時の流れに身を任せながら、ゆらゆらこれからも漂っていきたいものです。
どんな場所によって、どんなところに辿り着くのか…楽しみにしながら☆
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