◇天使が舞い降りたのは・・・を思う。

皆さん、こんにちわ。
カウンセリングサービスの吉見太一です。
今年最後の情報便を担当させて頂きます!!
さて、皆さんは一年を振り返って、今年はどのような一年でしたか?
充実した1年でしたか?それとも、変化ない一年だったでしょうか?
年初に目標を決められたことがあれば、それは達成されましたか?
年初に、ある女性と知り合って、結婚した男性の友人もいます。
勤めていた会社が倒産し、違う会社で働きだした友人もいます。
昨年の今頃では、考えられなかった変化が起きた方もおられるでしょう。
昨年の今頃では、考えられなかった環境に身を置かれてる方もおられるで
しょうね。
皆さんは、いかがでしたか?
ボク自身は・・・そうですねぇ〜、いろいろとありましたね。
まずは、今年引越しをしました。
はっきり言って、すごく不便なところで
す。駅からも遠いし、バスは夜の7時台には最終が行っちゃうし、コンビニ
も20分くらい歩かないと行けません。
そのために、車を買いました。
バイクももらいました。
お酒を飲んで帰ろうものなら、タクシーに乗るか、テクテク歩くしかないん
です(>_<)歩いてるうちに、だんだんと腹が立ってくるんですね。「なんで、 こんなに歩かなあかんのじゃ〜〜!!」ってね。 だけど、ボクはこのお家が大好きです。
コーヒーやお茶を入れて飲んだり、本を読んだり、奥さんとおしゃべりした
り、昼寝なんか、ホント最高ですね。ず〜っと、お家にいれたらどれだけ幸
せかなぁ〜って思います(*^_^*)
お家が大好きになると、ソウジをしたくなります。
いつもは、奥さんがソウジしてくれていますが、「休みの日は、ボクがする
わ!」って感じで、ソウジが苦でなくなるんですね。
掃除機はもちろんのこと、トイレ・風呂場などをソウジしちゃいます。
だけど、ホント不思議ですね。
お家が好きであればあるほど、1年間を振り返って、お家にいる時間が少な
くなっていました。
仕事が忙しくなって、朝早くから出かけて夜が遅くなったり、休日にも外出
しなければいけない用事ができたり。きっと無意識的に自分を忙しくさせた
り、なにか用事を作っていたんでしょうね。
そうすると、ただでさえお家大好きですから、だんだん、お外に行くのが億
劫になってしまいます。
だんだんと、すべてが面倒臭くなってきていました。
そして、お家にいても何もする気がおきなくなってしまっていました。
どん
な興味もわかなくなってきてました。
ただただ、テレビの画面を見て過ごすことも多くなりました。
奥さんとの会話も減ってきていました。
コミュニケーションが少なくなれば
なるほど、奥さんのちょっとした言動や行動に、イライラを募らせたり、言
い争ってケンカすることもありました。
すご〜く、気ダル〜イ感覚でしたが、どうしても抜け出すことができません
でした。
よく、怒りの下に隠れている感情は、孤独感や寂しさなどの感情があるとい
われますが、ホントにそんな感じでした。
奥さんとケンカをした後は、多少
はスッキリするのですが、でも、寂しい気持ちや一人ぼっちの感覚が出てき
ます。
なにか、面白くないんだけど、だけど誰もわかってくれないような感じです。
ある時、ケンカの最後に奥さんがボクに、こんなことを言いました。
「アンタ、寂しいんか??構って欲しいんかいな??それやったら、そうと
言いなさい!!」
ボクは、ず〜っと「寂しい」とか「助けて欲しい」とか「構って欲しい」が
言えませんでした。
そんなことを言ったら、格好が悪いし、ダメ人間のよう
に思われるんじゃないかって思って、すごくイヤでした。
ただ、どうしようもないこの気持ちは吐き出すしかありませんでした。
なかば、やけっぱちのふてくされた態度を取りながら、「そうや、俺は寂し
いンや!!」って言いました。
・・・というか、言えました(^^ゞ
すごく格好が悪かったですし、恥ずかしかったです。
そして、奥さんはこうも言いました。
「その知って欲しいホントの気持ちを、ちゃんと言いなさい。ちゃんと伝え
ないと分からないでしょ!まわりの人にも、ちゃんと言って伝えなさいよ。」
そして、渋々、ホントの「しんどい」って気持ちを周りの人にも、少しだけ
伝えることができました。
そうすると、みんな知ってくれていました。
わかってくれていたんです。
ボクは、自分では隠して平静を装ってるフリをしていました。
だけど、みんな気付いてくれていたんです。
そして、よくなるようにいろい
ろと考えてくれていたことを聞いて、本当にビックリしました。
そして、伝えたことに「ありがとう」って言ってくれたんです。
ボクは、白旗をあげるしかありませんでした。
もぅ、隠しても仕方がないって思いました。
自分の感情や気持ちにウソをつ
いても仕方がないんだって思いました。
自分を偽って強がってみても、等身大以上の自分を周りの人に見せても、自
分がしんどいだけだって思いました。
ぼくは、現在すごく楽です。
だって、等身大の自分で周りの人と接しているから。。。
そんな折、妻の身体に新しい命が誕生したことが分かりました。
僕たち夫婦に天使が舞い降りてきてくれました。
僕自身が、赤子のようにそのままの自分で生きていこうと決めると、それを
待ってくれていたかのように、天使が舞い降りてきてくれました。
偶然といえば、そうかもしれません。
ただただ、その奇跡を自然なままで僕たち夫婦で受取ってみようと思います。
僕たちは、いろんな場面で仮面(ペルソナ)を被ってしまいます。
その状況に応じて、いろんな自分で対応しようとしてしまいがちです。
カッ
コをつけてしまったり、傷つかないようにして、必要以上に気を遣ってし
まったり。。。
もし、現在、これを読んでくださっているあなたが辛かったり、しんどかっ
たりすると、もぅ周りの人は、あなたの気持ちを知っているかもしれません。
あなたが、少しでも自分の気持ちを話してくれることを待ってくれているか
もしれません。
そして、そんなあなたを待っているかのように、次のステージがやってくる
かもしれません。
天使が、等身大のボクを待ってくれていたように・・・。
では、皆さん良いお年をお過ごし下さい。
ありがとうございました。
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