ミシュランというと、みなさんは、何が思い浮かびますか?
ミシュランガイドの方でしょうか、ミシュランタイヤの方
でしょうか。
そう、ミシュランは、タイヤのメーカーであり、また、
ミシュランガイドというホテルやレストランなどのガイドブック
も販売しているんです。
有名な話ですが、フランスで、ミシュランタイヤを経営していた、
ミシュラン兄弟は、どうしたら、お客様にもっとたくさんのタイヤを、
買っていただけるのだろう?と考え、今まで以上に、
お客様がドライブをすれば、タイヤが減って、
また買っていただけるのではないか、と考えました。
そして、どうしたら、ドライブをもっとしていただけるのだろう?
その着想から、1900年、フランスの万博の年、
ドライブ先である、ホテルやレストランなどの、
ガイドブックをつくるというアイデアを思いついたのです。
お客様が、ホテルやレストランへ出向くために、ドライブをすれば、
タイヤが売れるのではないか?と考えたわけです。
テレビでも
「☆3っつです!!!」
とやっているくらい、私たちの生活に、浸透している、
これも、本来は、ミシュランから由来しているんですね。
そのミシュランガイドが、今年、東京にも上陸するそうです。
このガイドを作成するにあたって、匿名の調査員が、ホテルや
レストランを利用して、そのランクを決定するというエピソードも、
ミシュランガイドの興味深い話題のひとつです。
今から、100年以上前に、考えたアイデアが、今でも人々に
愛されているという事実を思うと、私は、素敵だなぁと、
すごく感動するのです。
インターネットが普及した、現在、そのアイデアは、さらに、
活かされ、人々に愛され続けています。
私は、ミシュラン兄弟のこのアイデアは、そこに愛がある。
と感じます。
愛があるので、人々にも愛され、そして、それは、もう販売戦略
の域を超えて、文化ともいえるものに進化しているくらいに、
私たちの生活に融合しています。
私は、昔、悩みや問題におちいっていた時代があるのですが、
そのころ、この世の中に愛はどこにもないと思っていました。
そして、こんな世の中だから、自分は不幸なのではないかと、
世の中を呪うような気持ちすらありました。
ですが、実は、私が生まれるずっと前から、この世の中には
愛というものがたくさんあったのです。
愛、以外のものもあったと思うのですが、この世の愛に、
気づくことができない私がいました。
私が、ブログでコラムを書くときに、いつも心がけることがあります。
それは、幸せな気持ちを、悩んでいるみなさんに、お届けしたい
ということです。
ミシュラン兄弟が、お客様のことを思ってときのように、
私も、お客様のことを思い、愛のあるメッセージをお伝えしたいと
思います。
今、悩みにおちいっている方も、あなたの周りに愛がないと
感じるかもしれませんが、この世界には本当は愛があります。
それはどんな嵐の日でも、その暗雲の上空には、素晴らしい、
青空が広がっているという事実に似ています。
そう理解されるだけでも、少しでも、この世界にある愛に、
気づいていただけるかもしれません。
この世界は、それほど、悪い世界でもないかもしれませんよ。
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