●大逆転??親孝行に向かって☆

こんにちは。きのかずよです。
近所の桜が一気に咲き始め、
「もうすぐ満開やん(^^)お花見やん。うふふ〜。」
と、春を感じひとりニタニタしながら外を歩いています。
そして春と言えば、私の身にも、多分?もうすぐ?春がやってきますので、普段に輪をかけて毎日ニタニタして歩いています。
両親はずっと昔から私の春を、長すぎる春を、待ちわび、、、そして諦めかけていたようです。
年明けに母と電話でこんな話をしました。
「父ちゃん、会社辞めるってよ。」
「なんで?まだ定年来てないやん。私、あと2年あると思って貯金してないで〜何もお祝いできへんやんか!」
「夜勤しんどいし、歳も歳やし、父ちゃん疲れたってよ。嬉しい事ないし、田舎帰って畑仕事するのがこれからの幸せやわ〜言うてたわ。。。」
「ちょっと、この前、彼氏できた言うたやんかぁ。未来ある私に、そんな暗い話嫌やわぁ。嬉しい事作ったるわ☆」
「えっ?そんな(結婚)話、出てるの?」
「いや。まだ何にも。」
「なら、そんな期待させる言い方せんといて」
「・・・お父ちゃん、ほんまに辞めるの?まじで?何も出来へんわぁ」
「あんたの歳で貯金が全くない方がおかしいわ。あほっ。父ちゃん泣くわ。かわいそうに。」
さて、父親が定年前に会社を辞める事を聞き、なぜか「このままじゃいかん」と思いたち、彼氏に即電話をしました。
「お父ちゃん、会社辞めるって。」
「へぇ〜まだ定年違うやろ?」
「うん。。。でも仕事しんどいって。定年まで働いても嬉しい事一つもなさそうやから、田舎帰って畑するねんて。」
「田舎帰るの?辞めてすぐに?」
「そんなすぐじゃないと思うけど、田舎好きやし、畑好きやからなぁ。。。と、言う事で、田舎帰る前にお父ちゃんを喜ばしたいなぁ〜うちの怖いお父ちゃんと会ってみたいと思わないかい?」
「怖いのはいややけど、いつか会わないかんやろうしなぁ〜。いつでも、いいよ。」
「やったぁ〜わかった〜。父ちゃんに都合聞くわ」
お父ちゃんの退職が、私の流れを作ってくれたようです。
すぐに日が決まり、父ちゃんと彼氏と私でご飯を食べに行く事に決まりました。
「お父ちゃんとご飯食べる日にち決まったよ。」
「きのちゃん、お母ちゃんは来ないの?」
「お母ちゃん誘ったら、恥ずかしいから嫌やって」
「そう。。。僕は、お父ちゃんに何を喋ればいいのかなぁ?」
「おっ、うちのお父ちゃん、とっても、ム・ク・チ。ここはりょーちゃんが、盛り上げて盛り上げて盛り上げ〜てくれんと、沈黙が流れるだけやで。」
「きのちゃんのフォローはないの?普通はそういう時はするものでしょう」
「いやいや、私を頼っても、私もお父ちゃん怖いし。しゃぶしゃぶ目の前にしたら、私は食べまくるし、そんな暇なしやな。」
「えっ?しゃぶしゃぶなの?」
「そう!私、しゃぶしゃぶ食べたいの。しゃ〜ぶしゃぶ♪いいお肉♪腹いっぱい♪」
「・・・。それ、誰が会計もつの?」
「りょ〜ぉちゃん♪」
「・・・」
「おと〜ぉちゃん?♪」
「それも、ちょっとどうかなぁ?」
「何?もしや、それは私にも、、、という事かい?」
「そうだよ。これからは、2人力を合わせて何でもやっていこうね(^^)」
「・・・うん。で、いきなりやけど、りょうちゃんは貯金はあるかい?ないと思うけど。」
「無いな。全く。むしろ赤だ!」
「おっ。それは、うちのお父ちゃんに怒られるな〜。私いっつも怒られているからなぁ。」
「きのちゃん、そんな話、お父ちゃんの前でしちゃダメだよ。」
「禁止されると、むしろしたくなる。そう、心理学で習ったぞ。」
「きみは、僕の印象を悪くしたいのかい?これから2人でやっていこうかと、自分の未来を困難にしたいのかい?」
「りょーちゃんに貯金が無いのは、私のせいじゃないし。反省してこれから頑張るということで。」
「まぁ、反省はしてるし、頑張るけど。。。」
「でも、りょーちゃんに会うだけで、お父ちゃんかなり喜んで退職金ぼ〜んとくれたり、、、は、しないけど、絶対嬉しいやろうな。りょーちゃん、ありがとう。私初めて親孝行できるわぁ(T−T)」
「そうかい。そうかい。よかったねぇ(^0^)僕に出会えてきのちゃんは幸せだねぇ。」
「りょーちゃんブサイクやけど。優しいし、私幸せやぁ。」
「・・・。」
結婚は時期が来ればいつかはするなぁと思っていましたが、父の退職話に乗じてトントントンと進めていっております(^^;
私は父が大好きです。
小さい頃は、よく怒られよく叩かれたし、余り喋らないから何を考えているか分からなかったけど、
自転車の後ろに私を乗せて、よくパチンコ屋につれて行ってくれて、横の台に座って拾い玉で遊ばしてくれたし、
大学時代は、よく出るパチンコ台を譲ってくれたし、一緒にお酒を飲みにカラオケ歌いに近所のスナックに連れて行ってくれてました。
きっと、父も私が大好きなんでしょう。
でも、父は娘の人生設計を幼い頃から勝手に描いていたようです。
そして娘はことごとく、その道から反れて裏切っていたみたいです。
しか〜し、親不孝娘の大逆転のチャンスがやってきました。
しかも、そのチャンスは退職することで父が作ってくれたようなものです。
きっと、親孝行になるはずなのです。
大好きなお父ちゃんに、大好きな人を紹介するのですから(^^)V
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