この11月。お引越しをしました。
数年前より、大阪府営の住宅募集に応募をしており
今回、5年越しの念願が叶い、当選したのです。
募集申し込みは年に2回、5月と11月にあります。
落選回数が多いと、その分考慮していただけるらしく
何回落選したら、確立があがる・・・などの決まりがあるようです
詳しくは、あまり、よく解らないのですが
「いつかは、当たるのかもねぇ~」などと、とっても
ノンビリした気持ちで、毎回応募をし続けていました。
この5月の応募の際にも、あまり深くは考えずに
いつものように、落選しても倍率がいつか上がるから
なんていう気楽な気持ちでの応募でした。
まさか・・・当たるとは想っていませんでしたから(笑)
ところがところが、まさか当たるはずが無いと想っていた抽選が
この夏に「当選」の知らせを受けた際には
私が大驚きしまして・・・・第1声は・・・
「うわぁ~・・・当たっちゃったよ~どうしよう~」でした。
当選の文字を見た瞬間に、引越しの段取りですとか
仕事の都合ですとか、お金の算段ですとか
その他もろもろの、引越しに関わる色んな雑ごとの煩雑さを想い
そうして、引っ越した後の、掃除当番やら自治会やらの役割り
新しい環境でなじめるだろうか?人間関係は?
などなど・・・色んな考えが頭をめぐったのであります。
申し込みをしていた、住宅は、旧の自宅からも非常に近く
下の中学校へ通うわが子の学区も変わらずに済む
自宅の電話番号も変わらずに済む。それこそ、
「住所だけが変わった」と言う環境の変化
「ここに当たれば、住環境が変わらず
あまりストレスも無いかも?」と気楽に応募をしたのでした。
ところがところが・・・いざ、当たってみると
そこにあるのは、煩雑な雑ごとに関しての「うんざり」する感じ
だったり、新しい環境で、上手く人間関係がやっていけるかな?
なんていう不安感。
子ども達は、環境の変化を上手く受け止めてくれるだろうか?
私の都合ばかりで、子どもの環境を変えてしまって
申し訳ないと想ってしまうような罪悪感。
などなど、それは、それは、たくさんの感情が出てきました。
いっその事、辞退をしてしまえば・・・引越しの煩雑さを
避けることが出来る・・・なんて考えまで浮かびました。
毎年毎年、5年がかりで応募をしていて、当たれば
住宅費が随分助かると思い続けており、当選を夢見ていた
はずなのに!!!人間の心って、本当に面白い・・・って
今更ながらに想ったのでした。
新しい環境へ移行して行くとき、「恐れ」が必ずでます。
それが、欲しいものであればあるほど、恐れは強くなると
言われます。
ああ・・・こういうことなんだよねぇ~と
自分の心を振り返りつつ、思い知ったのでありました。
そうして、幸せを手に入れていくときには、この恐れから逃げず
しっかりと、恐れを感じながらも前に進んでいくしかないと
言われます。
あまりにも怖くて、いっその事、壊してしまえ!と言う感情も
沸いてきたりします。
今回の流れで言うと、当選をして、色んな恐れの感情が出てきて
いっそ辞退してしまえば楽なのかも?と言う私の感情にあたります
恐れを越えて進むとは、怖いなぁ・・・大丈夫かな・・・
うまくやれるかな~と感じつつも、引越しの段取りをして
荷造りをして、各種の届けの作業を終わらせて
ご挨拶に回り、連絡をして、購入するものは買ってなどなど
日常の物事は動かしていく。
この「行動を選択する」事が、とっても大事になってきます。
恐れを越えて進むと、必ず幸せが待っている
自分の欲しいものに向かうときには、必ず恐れが出る。
心理学を学んでいたおかげで、この法則がしっかりと
生かされることとなりました。
おかげさまで、ほとんどの雑ごとを完了することが出来てきて
快適な新生活を満喫しております(^_^)