みなさま こんばんは、大野愛子です。
初めてコラムを担当させていただくので、初心も込めまして
「夢のカタチ」について書かせていただきますね。
夢といえば、小さいころになりたかった職業ってありましたよね。
「なりたい職業ランキング」を見つけました。
(男子)
1 野球選手
2 サッカー選手
3 医師
4 研究者・大学教員
4 大工 (4位は同順位)
6 マンガ家 イラストレーター
(女子)
1 保育士 幼稚園の先生
2 看護師
3 漫画家 イラストレーター
4 芸能人
5 ケーキ屋 パティシェ
これは小学生のランキング結果なのですが、昔から変わらず人気の
職業もあれば、パティシェのように今を感じさせる職業もあるのが、
おもしろいところです。
わたし自身は、小学生の頃は、獣医さん・デザイナー・マジシャン、
中学生の頃は、エッセイなどを書く小説家になりたいと思っていました。
ランキングの結果は、中学生・高校生になるにつれ「現実的で安定した
職業」への変化が見られるようになります。
わたしも高校の卒業まぎわになると進路を悩みながら、
わたしにとっての「夢と現実」を兼ね備えた美容師という職業を選び
ました。
感覚的で型にはめられることが苦手で自由を好むわたしにとっては、
自分の感性を使えて、毎日違うお客様と接しながらする仕事は、性分に
合っている仕事だったと思います。
10年ほど経った頃から、髪の質感や肌の状態、会話のトーンなどから
お客さまの日常にあるストレスのようなものを、自分の手を通して感じる
ことがとても多くなりました。
美容師は容姿を美しく整えることが仕事でもあり、
「心を整えて差し上げること」も大切だと感じ始めた頃です。
でも、人の心をどう扱っていいのか?よく分からなかったのです。
それを知りたくて心理学に出会い、そして学び。
数年後のわたしは美容師を辞めることを選びました。
それでも、新たな道を歩んでいるというより繋がった道の延長線上を
歩んでいるという感覚が、今もたしかにあるのです。
「人の心を整えたい」ということには、変わりがないからだと思います。
カウンセラーとしてのわたしは遅咲きかもしれないけれど、
これが「わたし夢のカタチ」なのだと思っています。
そして、わたしは思うのです。
「夢は、必ずしも職業にあらず」。
職業だけが、夢を叶えるカタチではない、と。
いつかの少年がみた野球選手の夢。
今は、パパになって子供に野球を教えているのかもしれない。
いつかの少女がみた保育士の夢。
子育てをしながら、自分のお子さんや近所のお子さんと遊んで
いるのかもしれない。
あの頃のわたし達がみた夢は、どんなカタチになるのかは、分からない
けれど。
夢は、わたし達が「咲かせてくれること」をずっと待っているのかもしれま
せんね。
わたしもおばあちゃんになったら、町内会あたりでマジックおばあちゃん
と呼ばれているかもしれません。
その時は、手品で「花」を咲かせてみようと思います。
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1件のコメント
愛子さん
この前は電話カウンセリングありがとうございました。
夢はわたしたち達が「咲かせてくれること」を待ってるかもしれない、その言葉、嬉しい。勇気がでてきます。
マジックおばあちゃん、いいですね!かわいい!!またお話がしたいです。
ありがとう。元気一番!!たけと