みなさんはどんな顔が好きですか?
といっても、イケメンとか美人とかそういうのではなく。
わが子が小学生だった時、ある先生が「子どもたちが冷たいプールに入った瞬間の泣きそうにも見える何とも言えない表情が好き」と話されていて、子どもたちをとても可愛がってくれるその先生らしいなと思ったのを覚えています。
子どもの寝顔ってかわいいですよね。
子どもの寝顔を見て「昼間は怒っちゃってごめんね」と謝っているというお母さんの話を聞く事がありますが、私も子どもたちが幼いころはよく寝顔に謝っていた気がします。
で、そろそろ本題なのですが
ご主人の寝顔って、いかがですか??
これを書いていて、自分でも「私ちょっとヘンかな」と思うのですが
最近夫の寝顔をみていると、ワタシ癒されるんですよ!^^
ちょとしたセラピーのような感覚です。
涙が出てきて幸せな気持ちになるのです。
なんなんでしょうかね(笑)
しわもあり、しみもあり、1日中働いて疲れ切ったような寝顔だったりもするのですが
すごい癒されるのです。
よく、どんなに可愛い奥さん、優しい奥さんをもらったとしても
男性にとって奥さんはどこか怖い存在になると聞いたことがあります。
(男性がもともと潜在的に持っている罪悪感に起因するらしいです)
わたしも夫にとってきっとどこか怖い存在だよな~という自覚はあります^^;
しかし夫の寝顔を見ているとき、私の中はあったかい感情に溢れ、まるで自分がどんなことも許すことのできる大いなる母…になったかのような錯覚に陥ることがあります。
残念ながら次の日になるとその気持ちはどこかにいってしまい見当たらないのですが。
子供が小さくて手がかかったり、寝る時間帯がずれるなど事情はあると思うのですけれど、私は夫婦はすぐそばで眠るのがいいかも、と思うようになりました。
というのも、あるひとが、だんなさんのそばでおしゃべりしながら久しぶりに寝たら、先にだんなさんが寝息を立てて眠り始めて、その寝顔を見て「なんか幸せだなあ」と感じたと話してくれたんです。
その話に何かを感じたので、私はさっそく我が家の寝室の配置変えをしました。
その頃うちは同じ部屋で寝てはいたのですが、部屋のすみとすみに布団を敷いて、間には洋服をかけてあるポールハンガーや本が置いてあって離れて寝ていたんですね。でも、すぐそばで布団を並べて眠るために、部屋の真ん中にあった洋服かけとか、本とかを移動したんです。
そうするとかなりホコリがでてきて、それを見ていたら、なんだか忙しさにかまけて、お互いに見ないふりをしてきた年月の象徴のような気がして、片づけながら涙がどんどん出ました。
結局寝室を片づけることがセラピーになったという経験があります。
その話を神戸メンタルの平社長に話しときに
「その話ええなあ」と言ってもらえたのを思い出したので、
コラムに書いてみました。
今回も読んでくださってありがとうございました。
追伸:みなさんは誰のどんな顔に癒されますか?
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1件のコメント
仲良きことは美しきかな。
せいいっぱい子育てをした時期を経て、
夫婦でまた向かい合えるようになったとは
素敵なことですね。
そうじとは、ただ片付けるだけでなく
大事なものを発見したり取り戻したりすること
なんだと感じました。