こんにちは。宮古島から五十嵐かおるです。
いよいよ夏も本番。夏休みの予定は決まりましたか。
よかったら「癒しの島」と言われる宮古島も夏休みの候補に入れてみてくださいね。
ちなみにここに来てからは万年夏休み気分の五十嵐です。
この生活、もう少し続きそうです。
クライアントさんによく聞かれるのですが、私は沖縄県の出身でもなければ親類がいるわけでもないんです。
産まれも育ちも北関東の海なし県。仕事で10年ほど東京にいて、退職をきっかけに「住んでみたい」だけで宮古島に来てしまいました。
それからちょうど1年が経ちました。
振り返るとあっという間ですが、思い出は以前に比べて10倍くらいのボリュームがあります。
もちろん東京も大好きで、雑誌片手によく出歩いていたんですよ。
この島を1周しようとしても車で3時間ほど。もちろん人口も多くはないです。
ただ観光地ということもあって、島をあげて大きなイベントがよく開催されます。
先日は3日間通しての音楽イベントがありました。
昼間は砂浜でたくさんのミュージシャンがライブをして、夜は数件のライブハウス全部が会場となって音楽三昧。
アリーナツアーをしているようなアーティストを目の前で見られるのがここならではの醍醐味です。
地元向けにはテレビで活躍中の有名な学者さんの講演会や、劇団四季も来てくれたり。
都会と違うのは、演者さんたちとの距離がとても近いということ。
あなたは行きたかったライブ、やっとの思いでチケットを取ったのはいいけれど、いざ座席に着いたらアーティストが遠くて小さい、なんて経験ありませんか。私はよくありました。
ここではそんなに大きなホールもライブ会場もないので、表情も視線もわかるくらいの距離で見られるんです。
ステージが終わったら、普通に話したり、街中でばったり会ったりなんていうこともしばしば。ミーハーな私にはたまりません。
最近、何気なく行ってみたイベント会場で「目の前で見ること」でステージ上の人たちの表情から共通して強く感じられることがあるのに気付きました。
それは本人たちがものすごく「楽しそう」に表現していること。
歌でも踊りでも、研究していることでも「大好き」で「大切」で仕方ないということがその表情から伝わってきます。
自分の大切なものを発信しながら大きなパワーで会場全体を包み込む感じ。生き生きとした表情、キラキラした目ヂカラ。楽しくてしかたないって言葉がなくても伝わってくる。
それが目の前にあったら、見ているほうも影響されないわけがありません。
なんだかとってもウキウキしてきて、ここの場所にいられてよかった、胸が躍ってなんでもできるような気分になってきます。
会場みんなの表情もどんどん生き生きしていきます。
きっと発信してくれる人のパワーをもらっているんでしょうね。もちろん、その会場のパワーがステージに響いて共鳴していく感覚もまた気持ちがいい。
このステージに立つ人たちの「表情」がたまらなく好きなんです。
本人自身の「楽しさ」が体中からあふれ出すような時間。
見ているほうまで幸せにできる魔法。
私はどんな時だろう。
人によっては表現している時じゃなくて、スポーツだったり、仕事している時かもしれません。好きな人に会っている時や食事をしている時、お洒落をしている時。
本当に心から「大好き」と叫びたくなるくらい好きなこと、あなたはどんなことでしょう。
そんなめいっぱいの気持ちでいられる時間が人生の中でたくさんあったら、それってとても幸せなことだと思いませんか。
すぐには「コレ」というものがなかったとしても、自分のワクワクを虫眼鏡を持つように「探しながら」過ごしてみると自分自身に新しい発見があるかもしれませんよね。
私は今ある大切なものは磨き続けて、さらに探し続けて行きたいと思います。
あなたの「楽しい」がたくさん見つかりますように。
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