この頃、秋の空気を感じながら過ごす時間を大切にしております。
季節が移り行く中で、その四季折々の風景や空気やごちそうなどを愉しむ事って、本当にステキな事だな、と実感しております。
さて、私つい最近にランチョンマットを購入いたしました。
ランチョンマットを使って食事をしてみようと、ふと思い立ったのです。
今年に入って、色々と食に興味を持ち、色々な食材やいただき方、そしていただく順序などにこだわってみたり。
自分自身で色々味噌や梅酒・梅干しを作り、手作りを愉しんでおりました。
そして、色々と食と向き合う事で、感じた事がありました。
この一つ一つの食材は色々な人達の愛情や想いが込められて、今私の目の前にやってきてくれたんだな、とそう感じたのです。
自分自身、手作りの食材を作るにあたり色々と調べたり、詳しい人に質問したりと苦労しましたが、その手作りの一つ一つに対してとても愛情を込めて作ってきたんだと、熟成中の瓶や保存瓶を眺めてそう感じたんですね。
そうすると、家にある一つ一つの食材が今ココにやって来たという過程で色々な人の手がかかってたんだな思うと、その一つ一つの食材達を丁寧に扱いたいという気持ちがムクムクと出てきました。
そして、その一つ一つの食材を丁寧に扱うようになったのです。
一番始めに行なった事は、以前に比べて使える所は使い切り、なるだけ無駄にしないよう心がけてお料理をする事でした。
とても簡単でシンプルな事なのですが、いざ使い切ろうと思ったら色々毎日の食事に対して何を作れば良いのか、と考えてみたり、外食が多かったランチの時間も、お弁当を準備し、おかず等にほんの小さな変化を加えながら愉しむ方法を見つけました。
次に、食材や調味料を購入する際、色々とこだわりを持って購入するようになりました。
特に、お野菜は季節のお野菜をいただくようになり、食事から四季を感じる愉しさを実感できるようになりました。
そして、それが出来るようになった頃から、一つ一つのお料理に対してじっくりと味わいそして時間をかけて食事を取るようになりました。
じっくりと味わう事で、このいただいているご馳走一つ一つが自分の身体を作っているんだな、と感じました。
そして、自分自身をもっと愛をもって大切に扱おうという気持ちが一層強くなりました。
そして、今回ランチョンマットを購入しました。
理由は、ご馳走をいただく時に、食材にも自分自身にも愛情をもって接する為に、食事するという時間を持つという気持ちをしっかり持とうと感じたからです。
一つ一つのお料理の過程、そして食事をいただいてから身体の栄養となっていく過程を感謝してありがたいな、という気持ちを持つ為に、食事をする時間を丁寧に過ごそうと思ったからです。
ランチョンマット一枚を敷いてお食事をいただくと、何故か一層ご馳走が美味しく感じられるのです。
目の前にある食材をここまで運ぶ過程で携わってくれた人達、そして食材達に対して感謝する気持ちが一層強まりました。
食事の時間を丁寧に扱うという事で、自分自身を一層大切に扱っていこうという想いが強まりました。
そして、ランチョンマットを敷いて食事する事で、「食事の時間」と「それ以外」の時間が区別できるようになり、食事をいただく時に、今まで以上に食に対して意識して食事が出来るようになりました。
食事の時間を意識してみる事は、もしかしたら自分自身を大切に扱ってあげる一つのやり方なのかもしれません。
食事を丁寧にいただく事だけでも、色々な気づきや想いを発見する可能性があるのではないかな、と感じております。
皆さまももしよろしければ、食に対して小さな変化をつけてみて、自分自身を丁寧に扱う事で、ステキな気づきが得られる一つの切っ掛けになれば幸いです。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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