幸せのおすそわけ

最近、私の周りでは結婚する人が続いています。
嬉しさいっぱいの表情で結婚したことや結婚が決まったことを報告してくれると、こちらまで顔がほころんできます。
何だか私にも良いことがやってきそうな気持ちにもさせてくれます。
桜が満開に近づいた頃、久々に結婚式に出席してきました。
彼女とは心理学を通して知り合い、いつのまにか一緒に温泉旅行へいったりするくらい親しくなっていました。
彼女はとても無邪気で天真爛漫。人に対して優しい気持ちをたくさん持っていて、みんなが楽しくなるような世界を作りたいと思っている人です。
結婚式には、そんな思いがあちこちに溢れていました。
 
彼女はたくさんの心理仲間を招待していて、みんなが彼女の結婚を祝いたくて出席しました。
それはまるで同窓会のようで、彼女がみんなが再開する機会を作ってくれたんですね。
神前結婚だったのですが、白無垢で式に臨んでいる彼女は、とても凛としていて、これから2人で幸せな世界を作っていく! どんなことも受け止めていく! としっかりした決意や意志があるように見えました。
その姿がとても気高くきれいで、心が洗われるような気持ちになりました。
披露宴では、いつもと変わらぬ自然体の彼女のままなので、こちらまでリラックスできてしまう、そんな感じでした。
だから、会場はとても温かく穏やかな空気に包まれていました。
新郎新婦の姿をみながら、私は「おめでとう! 嬉しいよ」という気持ちのなか、それ以上に「なんだかとても心地がいい場所だなあ。」とこみ上げてくる喜びや安らぎ、幸せを感じていました。
安らぎや幸せが心の中、体の中にじんわり広がっていく。そんな感覚でした。
  
彼女が、家族や友人、会社関係の方に愛されているというのは一目瞭然で、みんなが彼女の結婚を喜び、嬉しそうな顔で彼女の花嫁姿を見ていました。
でも、それ以上に、彼女がみんなのことを思い、愛してくれていました。
「みんなの幸せな顔、喜ぶ顔が見たかったの。みんなが楽しかったら、それでいいの。」と彼女は言っていました。
だからこそ、こんなに心がホッコリする披露宴になったのでしょう。
幸せな気持ちを、たくさん分けてもらった一日でした。
Mちゃん、本当におめでとう。そして、ありがとう。ますます幸せになってね。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。