願えば叶う

願えば叶う! そう聞いてあなたはどう思いますか。 「うん、そうだよね」と思いますか、
それとも願いが叶うことなんてないわ、と思うでしょうか。
自分が本当に心から願ったことは叶うというのが、本当のことかもしれません。
昨年、私はその願いが叶う体験をしました。
 それは、長年の夢が叶ったとか、とても大きな願いが実現した、
とかいうものではありませんが、私にとっては大事なことでした。
ある集まりのグループがあり、そこで食事会をすることになりました。
私を含む3人が今回はその幹事役と
なったのですが、この会のメンバーは数十名はいるため、半年以上前から日程を決めていました。
最近の主なメンバーに事前に日程を確認し、この日なら、ということで決めた日でした。
どこでどんな会にしようかと話していたところ、私もみんなもお世話になっていた古くからの方(Aさん)が
転勤するという話を聞いたのです。
 その方にも是非参加してほしくて連絡をとったところ、残念ながら
その日は都合が悪いというお返事でした。
一緒に幹事をやっている他の2人、彼女たちもその方の参加を望んでいたのですが、その返事を伝えたところ、
「じゃあ、仕方ないよね」ということになったのです。
 が、私は諦め切れません。
転勤で東京から離れてしまわれるので、なかなか会う機会もなくなってしまうし、この集まりのメンバーの多くは
Aさんにお世話になったので、その御礼の機会としてもなんとかならないかと私は思っていました。
日程が変更出来るならAさんに合わせて会を開きたいと考えたのですが、他の2人はこの日程はすでに
メンバーに伝えてあるし、新しい日時に変更をするには、すでに参加すると回答をもらっている人たちからの
了承が必要になるから、と難色を示されてしまいました。
そう言われると、私も頭では「確かにそうだよね。すでに決めてあったんだから」と思うものの、
「でも、なんとかならないのかな。」という気もちが強く、あっさり2人のように気持ちが切り替わりません。
最後なんだし、このまま諦めたくないし、でも、それをすれば迷惑もかかるし・・・と、いろんな想いが湧いてきます。
そして、素直に「そうだよね。わかった。」とは、ハッキリいえないままでした。
だけど、このまま私が無理を通してもよくないし、やっぱり諦めなきゃいけないかな、と頭で思っていたところ、
幹事の1人が「参加予定の人に変更のお願いをしてみて、みんながOKだったら変更しようよ」と言ってくれたのです。
私は、自分の意見を押し通すことについて迷いがありました。
他の2人はもう日程変更の件は済んだことと思っているから
これ以上は強く言えないなあと思っていたところだったので、わたしがビックリしてしまいました。
「え、いいの・?」と思いながら、彼女の一言に背中を押されて日程変更にトライすることにしました。
参加を表明をしていたメンバー数名に事情と共に変更のお願いをドキドキしながらメールすると、その日のうちに
返信が返ってきたのです。
 しかも、誰1人、文句も言わずに「OK」「了解」といった了承の返事でした。
これにも、またビックリで、何か見えない力が働いているかと思うほどでした。
 本当に心から願っていたことって
叶うんだ!と感じた瞬間でした。
 有り難いなあと感じながら、嬉しさと驚きと両方の気持ちを味わっていました。
実は、もう1人の幹事は、変更しようとしている日は家族との予定があったものをわざわざ変更までしてくれたのです。
その1人が、日程変更に不都合があれば、この話が進むことはあり得なかったわけだし、私も一旦は諦める方向で
考えていたことを思うと、不思議な力が働いたとしか思えませんでした。
後から背中を押してくれた彼女に聞くと、私の日程変更への想いが強く、パワーを感じたらしく、
このエネルギーに乗っかってみようと思ったそうです。
 もちろん、私自身はそんなに無理に押しとおすつもりもなく、
とても遠慮していたくらいに自分では思っていたのですが、どうやらそうではなかったみたいです。
表面的には諦めていたようだけど、心の奥では諦めずに、日程変更を望んでいたんでしょうね。 そして、それは
絶対こうじゃなきゃ嫌だと執着するのではなく、運を天に任す、という感覚だったような気がします。
それが周りに伝わり、私の願いにみんなが力を貸してくれたのだと思います。
真摯に願いその思いを伝えれば、必要なことはこうして実現していく、叶っていくんだと実感しています。
それは、きっと私のように些細なことでも、もっと大きな願いでも同じことなんだと思います。
この感覚を大切にして、今年はもっとそんな体験をしていきたいなあ。なんか出来るかも、と感じています。
みなさんは、心の奥で本当は何を願っていますか? 願えば叶う!ということを覚えておいてくださいね。
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この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。

2件のコメント

  1. ガムラン聞きながら全部読ませてもらいました!ガムランってなんだか聞いてて落ち着きますね。
    ベーシックの時の勝手な印象だと、たかさんは姉御肌ってイメージで、「私の心の中、見透かされてる!」なんて思っていたりしてたんですが、コラムを読んでいたらちょっぴり意外でなんだか思わず頬が緩んでしまいました。
    ふふふのふ(^◇^)
    楽しい時間をありがとうございました。

  2. コメントありがとうございます。
    ベーシック(*)でお会いした方から、こうしてコメントを頂くと嬉しいです。
    そうなんです。
    いろんな顔があるんですよ。(笑) 次はどの顔を見せようかしら・・・
    またお会いできますように。
    *母体の神戸メンタルが主催するヒーリングワークベーシックのことです