カラオケボックス

カラオケボックスを私は“カラオケ以外”の目的で利用することがあるんですが、
皆さんの中にも私と同じような方はいらっしゃるでしょうか?
私は勉強したい時とか集中したい時にも利用しているんですね。
個室ですので、カラオケをしなくても気がねしなくて良いからむしろお気に入りの空間だったんですが、
勉強とか集中したい時なので、一人で行くわけですが、ヒトカラデビューは割と遅くて、実は2年前からなんですよ。
昔はですね、私はカラオケボックスというものは、誰かと一緒に行く場所であり、
皆でワイワイ楽しむためにカラオケをするものだと思ってたので、
一人で行くということなんてありえないし、一人で行くのは物好きか友達がいない人だと思ってたので、一人で行くという発想すらなかったんですね。
とんだ思い込みというか偏見だったんですが・・・
なにがあって、変わったかといいますと、この思い込みを覆す存在が浮上したんです。
私よりも15歳近くも若い世代の友達なのですが、彼女からヒトカラを満喫している話を聞くようになったんです。
彼女がヒトカラを満喫している理由は以下のようです。
・一人で何曲も歌える
・ヘタでも気にしなくていい
・同じ曲も歌える
・今度友達と行く時のために練習ができる
・何より気を使わない
なるほど。
とっても新鮮な感じがして、偏見を持っていた私は自分が恥ずかしくなりました。
そして、私ができなかったことを実践している彼女がとても大人でステキに見えました。
身近な友達も体験してるんだったら、私もチャレンジしてみようと思ったんですが、
そうなると次の問題です。
一人で行くとなると友達がいない人と思われないかってことです。
それにも友達は的確なアドバイスを私にくれました。
「一番最初だけ一瞬恥ずかしい気もするするけど一人のお客さんなんて珍しくないから、受付の人は気にしてないよ」と教えてくれたのです。
そっか。
気にしてたのは私か。
色々と気付かされます。
そして初ヒトカラを体験してみたんです。
それでもいざ受付に行くと、まだ他人の目を気にしてしまう私がいるので、やっぱり「一人なの?と思われないかな?」と考えてしまいました。
なので「あとからもう一人きますと嘘をつこうかな?」とか色々考えてたんですが、
いともあっさりと「おひとり様ですね」「どうぞごゆっくり」と受付が済ませれるんです。
あんなにドキドキしたのに拍子抜けでした。
やっぱり、友達が言ってたのは本当だったみたいです。
「一人で部屋をもてあましてしまうのではないか?」「座っててもそわそわしてしまうんじゃないか?」
とも思ってたのですが、全く気になりませんでした。
個室ですし何をしてもいいんですよね。
快適すぎてなんと3時間も楽しんで帰ってしまったのです。
(ちなみに今までの最高時間は5時間です。

一人だと、人に気を使わず何でも歌えました。
ヘタッピでも笑われないんです。
同じ歌だって何回も歌えました。
大勢で行くと盛り上がってる時に暗~い歌を歌うと引かれたりするので、流れに合わせて次の曲を選んだりしてたのですが、そんなことも気にしなくていいんです。
もっと早くにヒトカラデビューしてたら良かったな~と思ったものです。
なんだかヒトカラの良さについての熱弁になりましたが(笑)
この快適さが私の心をがっつりとつかんでしまったのです。
“気がねしなくてよい”これがよかったんですね。
そして、個室ですし、机もイスもあるんですよ。
気がねしなくて良いのだから、もしかしたら勉強もできるかもしれない!と思ったんです。
そしてやってみると私にはぴったりだったんです。
それ以来、勉強したり集中したい時に利用するようになったんですよね。
一番最近で利用したのが、数週間前です。
大阪カウンセラーズフェスタを控えておりましたので、カラオケボックスへ行って練習してたんです。
フェスタというのは、8人のカウンセラーが30分間ずつそれぞれ講演をするものなんですね、その講演の時さながら声を出して練習できたのでとてもナイスな場所でしたよ。
集中して疲れたり上手にできなくて頭をかきむしっても、カフェだと、「ぎょっ」とされますが、個室だと気にしなくていいんです。
大きなため息をついたって誰にも心配されません。
カフェだと一人ぶつぶつテーブルで練習してたら笑われるか通報されるか、もしかしたら全くの他人様が聴き耳を立てて下さったかもしれませんが(笑)
他人の目を気にせず練習ができましたし、気分転換に歌も歌ってしまいました。
一番の目的はカラオケで、ついでが練習だったのかもしれないですけどね(笑)
今までみたいにカラオケは人と行く場所で、カラオケをするためだけの場所という思い込みのままだと、損をしていたかもしれないなとよく思うんです。
誰かと行ったらもちろん楽しい、でも、一人で行っても楽しい。
カラオケをしてもいいし、しなくてもいい。
どの部分に焦点を当てるかだと思うんです。
そして、アンテナを張って違う見方を知るということも大切だと私は思うのです。
その違う見方は私のように友達からもたらされるかもしれませんし雑誌やTVなどからかもしれません。
「私はこうだ!」と思っていると違った見方を「そんなことありえへん」とシャットアウトしてしまいがちですが、
「へぇ~。そんな見方もできるんだ」と興味をもつということが良いことかもしれないと思うのです。
私の話は一つの例ですが、皆さんの中にも思い込みで活用できずにいるものはないですか?
私のカラオケボックスのように、別の活用ができるかもしれませんよ。
ありがとうございました。
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