何人入りますか?

 ”心が大きい”
 ”心が広い”
よく、こんな風に形容したりしますね。
 ”暖かい”
 ”やわらかい”
これも、ありでしょうか。
私たちの心は、見えもしないのに、なぜか、そんなことを感じさせてくれたり、誰かに、感じたりするものです。
もしも、あなたの心がお家や部屋の形をしていたなら、、、
そこは、どんなお家で、どんな部屋でしょう?
何人ぐらい、そこには入れるんでしょう?
今、誰かいますか?
とても大切な人や、今はもういない人さえも、そこにはいるかもしれません。
それは、家族?恋人?それとも、お友達?
学校のようにたくさんの人がいるかもしれないし、
それほど親しくはなくても、そこに入れてあげている人もいるかもしれませんね。
もしくは、たった一人かもしれません。
今、あなたにとって大切な人の顔を思い描いてみてください。
思い描けなくても、名前が思い浮かんだりするだけでかまいません。
そのひとりひとりを、あなたの心のお家の中に招いてあげてください。
そして、居心地がいいように、彼らがくつろげるように、あなたらしい、おもてなしをします。
たとえ多くは招く事ができなくても、思い出せる限り、入れる限り、あなたのお家に入れてあげましょう。
私たちの心が貧しくなる時、寂しくなる時、それは、心の中に誰も居ない時です。
いたとしても、あなたがいるお家の中に、部屋の中に、入れまいとして追い出しているとき・・・
ちょっと辛い時や、自信をなくしたとき、誰かのことを思い浮かべてみてくださいね。
 
from 源河 はるみ , Counseling Service
 

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