1.
紙と鉛筆を用意します。
そして、自分は人からとっても好かれていて、とっても愛されている人になりきってみましょう。
そこで、私が愛されている理由を10個書いてみます。
私は可愛い人である、やさいしい人である人という感じです。
可愛い、チャーミングのように、似たようなものでもOKです。
※このエクササイズのコツは既に愛されているとなりきることが大切なポイントです。
2.
記入した用紙をじっくり見直してみましょう。
そして、今の私に本当にある要素だと思うところに○印を、
これは私にはないなという要素に×印を、
もしかしてあるかも・・でも自信が無いところに△印をつけましょう。
3.
数人でこのエクサイズをしている人は右隣の人(自分以外の人)に書いた用紙を見てもらいましょう。
一人でエクササイズをしている人は誰かにこの用紙を見せてみましょう。
用紙に記入した項目の中で、その人から見てあなたにあるなと思う要素を3個選んでもらい○印をつけてもらいましょう。
4.
3つ○印をつけてもらったらまた別の人に渡してまた3つ○印をつけてもらいます。
これを数度繰り返します。
5.
○印をつけてもらった感想を言葉に出して言ってみましょう。
そして、○印をつけてもらった人に「ありがとう」と感謝を伝えてみましょう。
[ エクササイズの狙い ]
○印は自己承認、自分で自分の価値を見ているところを表します。
×印は自己嫌悪、自己否定、自分で自分が嫌いなところを表します。
△印は本当は持っている要素だが自分では無いと思っているところ、又は補償行為を表す場合もありますね。
(例:自分自信を冷たい人と思い込んでいる為やさしくならねば嫌われると思っている部分)
自分で自分のことを承認できないところ、自分を罰しているところを他人に○印をつけてもらうことで、
価値を見てもらい、受け入れてもらう、認めてもらうという経験をします。
それの経験を通じて自己承認ができるようになっていきます。
潜在意識的には、子供などの依存時代に傷ついてできた自己否定している部分を理解、受容、許し(そのままのあなたでOKという許し、許可をもらう)を経験することで癒しが生まれます。
from 原 裕輝 / Counseling Service