カウンセリングの中で、自己承認に関するテーマを扱うことは本当に多いんです。
自分を受け入れる、認めていくセラピーをした後で、最近よく出す“宿題”を
今日はご紹介しようと思います。
なかなか好評を頂くことが多いので、皆さんも機会があれば試してみてください。
家に姿見(全身を映す大きな鏡)はありますでしょうか?
無かったら、できるだけ大きな鏡を使って欲しいんです。
そして、お風呂上りの時などに、裸の自分をそこに映してみましょう。
寒い季節には風邪など引かぬように注意しながら。
そして、鏡に映る自分を見ながら“3つ”以上、自分の体のきれいなところ、
かっこいいところを見つけてみてください。
僕たちは普段の生活の中で、嫌悪している部分に目を向けがちです。
「もっとしっかりせな、あかんな」
「こんなんじゃダメだ、もっと頑張らなきゃ」
「あんな態度とってたら嫌われるよな」
などなど。
そうすると、いつしか、欠点ばかりに目を向ける癖がついてしまいます。
そして、自己嫌悪が強くなると、それを人に投影しますから、
「こんな自分はきっといつかは嫌われるに決まってる」
なんて風に思い込んでしまいます。
その意識を変えるきっかけになるのがこのエクササイズです。
単純ですが、続けてみると、次第に自分のいいところ、人のいいところを
自然に見られるようになっていくようです。
すぐには見つからないかもしれませんから、できるだけ毎日チャレンジ
してみて下さい。。
毎日違う場所がきれいだと感じられたらなおさらOK.
もちろん、同じ箇所でもいいですよ。
お風呂上りにほんの数分。
自分の見方を変えるレッスンです。
from 根本 裕幸 / Counseling Service