カラダに感謝しよう

生まれてきてずっと一緒に過ごしているこの身体。
小さい頃にはよく転んだりして擦り傷や青あざを作ってしまうけれど、いつ
の間にかそれも消えてなくなってしまいます。
これは、人の身体には自然な治癒能力があるので、ある程度のものは簡単に
治してしまうすごい力をもっているんですが、その治癒能力でも及ばないぐ
らいの大きな病気にかかってしまう時もあります。
その時に身体の大事さに気づかされることが多く、普段は身体のことをおろ
そかにしていることが多いんですよね。
アロマテラピーやマッサージなどは、ちょっと身体が疲れたな・・と感じら
れる時に簡単に受けられる癒しの一つですが、身体の疲れを取ると同時に、
終わった頃には心もリラックス出来てホッ・・とくつろげてしまいます。
身体と心はとても密接しているんだよ、っと教えてくれているのかもしれま
せん。
身体も私たちの大切な一部。
そして、生まれてずっと何十年間も共に過ごしてきている体です。
今日は、私たちの身体に対して感謝してみましょう。
お風呂に入ってするのも、綺麗にしてあげる様を見れますからいいですし、
寝る前のひと時に、ふと今日酷使してしまった体のことをいたわってあげる
のもいいですね。
よく私自身思っていたことですが、はやり女性なので体に対してのコンプレ
ックスは持っているんですよね。。
「このお腹のでっぱりがいやだ」
「なんでこんなに足が太いのよ〜〜!」
なんて、容姿の醜さを敵にしていつも体に向かってひどいことを言ってしま
っていました。
他人に対しては嫌に感じることは言ってはいけない、と気を使ってあげられ
るものですが、不思議に自分に対してはずっと嫌なことを自然に口にしてし
まっているんですよね。
でももし、体自身が話せる能力を持っているとしたら??
すごく嫌がってしまっているんじゃないかな・・。
そう思った時、すごく体に対して悪い言葉を与えてしまっていたな、って反
省しました。
表面上見える部分は、自分の理想とは違って醜く感じられるかもしれません
が、それでも懸命に私の体の機能として日々頑張ってくれているんだよな、
って思うんですね。
もちろん手、足、頭などに分けられる部分以外の内臓に関しても、各機能を
果たすべく動いてくれています。
心は眠ることで意識できるところはお休みできますが、意識を向けなくても
勝手に呼吸などは止まることなく動いています。
そう思ったら、本当に人の体ってすごいですよね・・。
そんな頑張ってくれている体に感謝してあげましょう。
あなたがいつも酷使しているな、って思われるところ、そう思いながらもい
たわってあげてないところを考えてみましょう。
また、嫌ってしまっている部分も一緒に考えてみましょう。
もちろん頭から全身をイメージして丸ごとやってもOKです。
「足さん、重たい体を支えながら歩いてくれてありがとう」
「手さん、物を触わったり動かしたりしてくれてありがとう」
「胃さん、沢山食べるから消化するのも大変なのに頑張ってくれてありがとう」
体は何も言わなくてもずっと働き続けてきてくれています。
感謝する、という言葉の柔らかいやさしいエネルギーを、その体の部分に向
かって、与えてあげて下さいね。
from 中野 知枝

この記事を書いたカウンセラー

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