今日は、もともと僕達みんなが持ってるもののお話を、エクササイズにとりあ
げます。なんだか、アニメ「ドラ○もん」に出て来そうな道具の名前みたいで
すね(笑)。
自分は将来、何をやりたいのかわからない、見つからない時には、具体的な目
標を見つけましょう、見つからない時には、目標を見つけると決めようと、お
伝えしてます。
じゃあ、そのためにどうしたらいいの?と思うかもしれませんが、まず「見つ
ける」と強く願うことから始めてください。この願いが強いと、、、実は、毎
日の暮らしの中から、おのずと見つかることも多いんですよ。
ある時、トースターで焼いたパンが、ポンと上がってくるように、御自身の中
からひらめきがあったり、ちょっとした動機や出来事がヒントになることも多
いでしょう。雑誌や、外出先などで見つかるかもしれません。また、周囲の人
が「あなたには、こんないいところがあるよ。」と教えてくれることもありま
す。
そうした時に「見つける」と強く決心した上で、生活していると、それをピン
と感じることが出来ます。しかし、決心が弱いとそうはいきません。残念なが
ら、それは他人の話でも、いわゆる「馬の耳に念仏」で、せっかくの助言も役
に立たなくなります。
ですから、やはり「見つける」と強く願うことが、何よりも大切だと思うので
す。
これは、空港に近づく旅客機を探知するレーダーと、同じように考えてみてく
ださいね。レーダーの感度が良ければ、接近中の旅客機の数や方角がわかりま
すよね。着陸待機で、旋回中の航空機の状況も把握できますよね。
でも、感度が今ひとつだと、そういったものは一切わかりませんよね。このレ
ーダーの感度にあたるものが、実は「見つける」と願う強さに相当するんです
よ。
そして、こういう風に考えてみてくださいね。僕達はみんな、生まれながらに
して、「目標を見つけるレーダー」を持ってる、って。
毎日の暮らしの中で、ほんの少し意識してみてくださいね。
from 向井 康浩