恥ずかしさを感じる

みなさんは、普段からどれ位“恥ずかしさ”を感じていますか?
人から見られて恥ずかしくなったり、褒められて恥ずかしくなったり、
ミスをして、怒られて恥ずかしくなったり。。
“恥ずかしさ”てなるべく感じたくない感情ですよね。
思わず痒くなったり、そわそわしたり、隠れたくなったりしてしまいます。
あまりにもその感覚に抵抗が強いために、恥ずかしさを察知すると、逆に
思いきりハメをはずしたり冗談をいったりしてしまうこともあるようです。
でも、“はずかしい感覚”は、心理学的にみると、決して“恥”なもの
ではなく、実は人との親密感を深めてくれる強力な接着剤になるんです。
恥ずかしさから逃げないで、きちんと受け止めて感じてあげると、
そこからあなたのエネルギー、あなたらしさが外にでてきやすくなります。
大好きな人に見つめられる恥ずかしさも、きちんと感じてあげれば
色気やセクシーさに変わっていくんですよ。“はじらい”なんて言葉も
ありますよね。
たとえ失敗したことで恥ずかしくなったとしても、きちんと受け止めて
感じている姿は、周りが思わず応援したくなってしまうものです。
無理に強がる姿よりも、何故か親近感を感じたりしてしまいます。
そこで、今日はちょっと意識して“恥ずかしさ”を感じてみませんか?
○ちょっと日常を振り返ってみてくださいね。
 あなたはどんなことに「恥ずかしいなぁ…」て感じますか?
 「こういうの照れくさいなぁ…」というようなことはありますか?
 もしあれば、その状況を頭にイメージしながら、はずかしい感情を
 敢えて強く感じてみてください。
 そして何よりも!日常でそういった場面に遭遇した時は、逃げないで
 そのまんま「はずかしー!」ままでいてあげてください。
 顔が赤くなっても、態度が不自然になってもいいんです。
 ただこの感覚に慣れてみましょう。
  
 繰り返し意識することで、この感覚が身体に馴染んでくると、
 周りに発するあなたのエネルギーが少しずつ変わっていきますよ。
○身近なパートナーがおられる方は、こちらもオススメです。
 パートナーに手伝ってもらって、相手とじっくり向き合ってみましょう。
 近くでお互いの目をみて、しゃべらないで(これが大切!)、
 目だけで繋がってみてください。
 最低でも5分間は続けてみてくださいね。
 大丈夫な方は、10分15分〜とチャレンジしてみてください。
 長いお付き合いになればなる程、逆に恥ずかしくなってしまったり、
 今の二人の距離感を実感できるかもしれません。
 もしその雰囲気に1分ともたないとすると、あなたは相当親密感を
 怖がっているということになります。
 そんな時は、恥かしさを感じながらも、少しぐっとこらえて
 目を見つめ続けてみましょう。
 そうすると、恥かしさの感覚からいろんな感情に変化していきます。
 怖れだったり、怒りだったり、ロマンスの感覚だったり。。
 ただでてくるままの感情を感じてみてください。
 きっと、言葉でのコミュニケーションとはまた違ったものが実感できる
 と思いますよ。
“恥じかき”は受け取り上手、愛され上手の秘訣!
ぜひお試しくださいね。
from 塩田 純子

この記事を書いたカウンセラー

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