鏡のメディテーション〜今の自分を見つめてみよう〜

今日はちょっと勇気を出して、今の自分を見つめてみましょう。
私達は普段“考える癖”が付いています。
“どうしてなんだろう?”
“どうしたらいいんだろう?”
“何を言いたいんだろう?”
そんなことをいつも考えています。
でも、心はそうした論理を持ちません。
ただ感じるがままにそこにあります。
そっと目を瞑って、ゆっくり、深呼吸をしてみましょう。
できれば3回、4回と大きく、深く、息を吸い込み、ゆっくり吐き出します。
そして、ゆっくりとイメージの世界へ入っていきましょう。
目の前に大きな姿見(鏡)があると思ってみてください。
自分の全身がすっぽり映るくらい大きな鏡です。
その姿見の前に立って、自分自身を映し出してみましょう。
その鏡にはどんな姿の“私”が映るでしょうか?
笑っている顔、
泣いている顔、
怒っている顔、
無表情な姿。
今のあなたの姿がそのまま映るかもしれないし、
小さな女(男)の子が姿を現すかもしれません。
また、人の形じゃないものが見えるかもしれないし、
何かよく分からない物体が瞼に浮かぶかもしれません。
何でも構いません。
そこで見えるものをただ信頼してみましょう。
そして、今の気分を感じてみましょう。
その表情を見て、その姿を見て、あなたは何を感じ、何を想うでしょう?
そのままの気持ちを感じてみてください。
それがあなたの今の心の状態なのかもしれません。
そして、もう一度、大きく深く呼吸をして、鏡を見つめてみましょう。
今度はどんな表情をした自分が映っているのでしょうか?
もし、何も映らなくても大丈夫。
しばらくその気持ちのままで待っていましょう。
どんな気持ちになるでしょうか?
そうして、あなたの心が安らかになるまで、
何度も何度も深い呼吸を繰り返し、
鏡を見てください。
あなたの心が色んな姿をして現れるのを、
ただ眺めているだけでいいのです。
それが自分の心を受け入れ、そして、許すことになるのです。
だから、そのままに、感じるままに、自分を見つめてあげましょう。
from 根本 裕幸

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