私達は何か目標がある時、一生懸命何かを“しよう”とします。
例えば、
仕事でこれだけの成績を収めたい、これだけの営業成績をとりたいと思うと、
時間と足を使ってお客様のところにいったり、知識を深めるために勉強したり
します。
彼や彼女が欲しい時、どこかに素敵な出会いがないかなぁと思いながら、
友人に誰かを紹介してもらったり、コンパに参加したりしますよね。
頑張り屋さんの人ほど、一生懸命何かを“しよう”とします。
もちろん、これは悪いことではないんですね。
何かを実現したい、何かを手に入れたいと思う時、実際に自分から行動して
いくことは大切です。
でも、そうやって一生懸命自分を追い立てて頑張っていると、いつのまにか
視野も狭くなって何かを“する”こと事体が目標になっていたりしませんか?
最初は「家族を幸せにしたい!」という目標のために仕事を頑張っていたの
に、一生懸命やっている内に、いつのまにか家族と楽しむことを忘れて仕事
づけの毎日になっていたり…。
結果、疲れて燃え尽きて「自分は一体に何をやっているんだろう?」という
ことにもなりかねません。
出会いを求めていろいろ行動してみても、いい出会いにめぐり逢わなければ、
いくら頑張っても自分には何も手に入らないんじゃないかと余計自己嫌悪に
なってしまったりしますよね。
そこで、そんな悪循環にならないために、何かを望む時、ちょっと意識を広
げて何かを“する”ことだけではなく、そんな自分に“なる”ことをイメー
ジしてみて欲しいんですね。
例えば、
「素敵な彼が欲しい!」と思う時、「彼をつくる」ことを目標にするのでは
なく、
「彼がいたら、こんなことしてあげたい。こんなこと一緒に楽しんでみた
い!」
まずはそんな自分に“なる”ことを目標にしてみましょう。
もし、仕事で疲れた彼においしい料理をつくってあげたいな。
彼の話をゆっくり聞いてあげたいな。
いつも笑顔で接してあげたいな。
というのがあるとしたら、
料理を習いにいったり、いろんな人の話にじっくり耳を傾けてみたり、
いつも笑顔で同僚や家族に接してみたり、そんな自分に“なる”ことで
自分を広げていくことができます。
『彼』だけにむけるものではなくて、『誰に対しても』いつもそんな自分
でありたいなぁと、それを目標にしてみてください。
ここで『特定の人』に限定してしまうと、自分の受け取れる力を制限して
しまうことになります。
あんな人になりたいなぁ、そんな憧れの人がいるのなら、その人になりきっ
てマネをしてみましょう。
ポイントは、大きなことよりもなるべくシンプルなこと、人との接し方や挨
拶等日常の癖のようなもの、目に見えにくいものを真似てみることです。
そうして、なりたい自分に“なる”ことで、欲しかったものもグンと手に入
れやすくなってきます。
何かを“する”こととの相乗効果もバツグンです!
○エクササイズ○
まずは、「何を手にいれたいのか?どうしたいのか?」目標設定してみま
しょう。
ここで大事なのは、より具体的にイメージしてみることです。
ここで謙虚にならなずに、貪欲に望んでみましょう。
ただ「彼が欲しい!」よりも、
「こんな(外見でも内面でも)彼が欲しい。二人でこんなところに遊びにい
きたい!こんな関係になりたい!こんなことをしてあげたい!」等など
より具体的にイメージしてみてくださいね。
具体的に細かくイメージすることで、自分がどこにいきたいのか?どうなり
たいのか?より明確になってきますよ。
あとは、そんな素敵な自分になりきって!行動してみるだけです。
楽しんでやってみてくださいね☆
from 塩田 純子