ありのままでいいと思うのは抵抗感がでるというご意見をしばしばいただきます。
ありのままの自分でいいと認めるとわがままになるんじゃないの?人を傷つけてしまうんじゃないの?怠惰になってしまうんじゃないの?などなどの恐れがでてくることがあります。
このような恐れがでてくるのは、ありのままの自分というのは悪いものであるというイメージが心のどこかに持っているからのようです。
今回の心理学講座のテーマは「ありのままでいいの?」というテーマです。
映画「アナと雪の女王」の主題歌の人気に便乗したようなテーマですね(笑)
映画「アナと雪の女王」も人気ですが、主題歌である「Let It Go」も人気がありますね。
歌詞の「Let It Go」を「レリゴー♪レリゴー♪」と口ずさむところからレリゴー現象という言葉もあるのだとか!すごい人気ですね。
人気なのは曲もさることながら、歌詞が良いと思われている方が多々いらっしゃられるのではないかと思います。
日本語訳はありのままでいいの自分を好きになってという内容の歌詞ですが、この内容に惹かれる理由は人様々だと思いますが、私の見方を二つあげてみたいと思います。
一つ目
『そうそうその通りだよね』『私もそう思う』というような共感があり、だから歌詞に惹かれるという人がいるという見方。
二つ目
ありのままの自分でいいと心のどこかで思えていないからこその歌詞に惹かれるという見方。
ありのままでいいと思えていないので誰かにありのままでいいと受け入れてもらいたい欲求がある。だから「ありのままでいいの」と歌詞を聞くとその欲求があるので心が動くのでこの歌詞が良いと思うという見方ができます。
あなたはありのままでいいと思えていますか?
思えていないようであれば、ありのままの自分にオッケーをだすきっかけや、ヒントを今回の心理講座で見つけていただければ幸いです。
『ありのままでいい』これはカウンセリングやグループワークショップで度々テーマとなるのですが、ありのままでいいと思うのは抵抗感がでるというご意見をしばしばいただきます。
例えば・・・
『ありのままでいいと思うと怠け者になっちゃいそう・・・・』
『ありのままでいいと思うと傍若無人で我が儘放題な自分になっちゃいそう・・・』
『ありのままの自分だと人を傷つけること言ってしまいそう・・・』
このような恐れから『ありのままでいい』と思うのは抵抗感があるというご意見をお聞きすることがあります。
このような恐れがでてくるのは、ありのままの自分というのは悪いものであるというイメージが心のどこかに持っているからのようです。
そしてその悪い自分がでてきてしまうというのを恐れているわけです。
しかし、ありのままの自分=悪いものだけではないのではないでしょうか?
人は多面的なところがあり我が儘なところもあれば、謙虚なところもある、怠け者のところもあれば、勤勉なところもある、攻撃的な面もあれば、やさしい面もある、否定的な面もあれば、良いところもあると多々の面を持っています。
多面的であり否定的な面もあれば、良い面もあるはずなのですが、ありのままの自分=悪い自分というイメージは、ありのままの自分の否定的なところを見てしまっていて良いところをあまり見てないのではないようです。
そしてありのままの自分は悪いものだと信じているわけです。
しかし、そうじゃないのではないはずです。
ありのままの自分に否定的な面があったとしても良いところもあるはずです!
仮に否定的な面があったとしても、謙虚なところ、勤勉なところ、やさしいところ、純粋なところ、無邪気なところ、好奇心旺盛なところ、ユーモアがあるところ、真面目なところ、穏やかなところ、etc..などなどの良いところもあるはずです。
自分の良いところ、自分の好きになれるポイントを探してみてください。
あなたはありのままの自分の良いところを見ていますか?
もしあまり見ていなかったとしたらこの機会に自分の良いところを見つけようと思ってみてください。
もしありのままの自分の良いところを見られている方もこの機会にもっと見つけてみようと思ってみてはいかがでしょうか?
あなたの良いところは一つや、二つだけではないはず。
きっとたくさんあると思いますから。
ありのままのあなたの良いところ、自分を好きに思えるポイントを探してあげてくださいね。