ありのままでいいの?(2)~自分を受け入れる~

言葉の捉え方、解釈の仕方、使い方っていろいろできます。

ありのままでいいという言葉にもそう思うことがあります。ありのままでいいと言うことをネガティブに開き直ることに使えることもあれば、自分の至らなさを許し受け入れていくことに使えることもできます。

ありのままでいいと思っていくためのポイントを3つご紹介していきます。

至らない面があることを許して受け入れる

言葉の捉え方、解釈の仕方、使い方っていろいろできるなぁと思うことがあります。

ありのままでいいという言葉にもそう思うことがあります。

ありのままでいいという言葉はそのままんまの自分にオッケーを出すというポジティブな意味合いとして使うこともできれば、ネガティブに開き直るという使い方もできます。

例えば…

私は人に攻撃的な面がある。

ありのままの自分でいいと本に書いている。

だから私は人に攻撃的な自分があってもいいし、人に攻撃的してもいい。

という形でネガティブに開きなおるという形で、ありのままでいいという言葉を使うことができます。

しかし、ありのままでいいというのはそうではないと思うのです。

ありのままでいいという言葉は、人間だから至らないところがあっても良いと自分の至らなさを許して受け入れてあげましょうという意味合いで使えます。

『人を攻撃してしまうよう気持ちになってしまうようなことは誰だってある。だって人間だもの』
『本当は人を攻撃したくなくても余裕がない時はついかっとなって攻撃的になってしまうところがあるのは人間だからしょうがない』
などと自分の至らなさを許し受け入れるわけです。

しかし、人間だから人に攻撃的になってしてしまうような時はあると自分の至らなさを許して受けいれたとしても、だからと言って『だから人を攻撃していいのだ!』という論理になるのは別な話なはずです。

ありのままでいいという言葉はネガティブに開き直るということではなく、自分の至らなさを許して受け入れてあげるという意味で使われるといいと思うのです。

もし、あなたに至らない面があったとしたら、人間だからいたらないところがあっても良いのだと思ってみて欲しいのです。
自分の至らない面があるところを許して、受け入れていくのですね。

そして完璧にならなければとは思わないでくださいね。

『もっともっと頑張れる人にならなければ』
『もっともっと役に立つ人にならなければ』
『もっともっと気遣いができる人にならなければ』

と完璧にならなければと思っていると、その完璧にならなければいけないはずの自分像と、今の自分とのギャップが自己否定や自己嫌悪というものになってしまいますので。

人は完璧で無くてもいいのです。
至らない面があってもいいのですよ。(*^_^*)

自分の良さを見よう

そして自分の良さをみてあげてください。

至らない面があってもいいのだと自分の至らなさを許して受け入れることは大切ですが、そればかりだと自己イメージが良いイメージになっていきにくいです。

よりありのままの自分に自信をもてるように、自分の良さをみることもしてくださいね。(詳しくは前回分を)

自分の価値感を大切にしよう

ありのままの自分でいいと思っていく為に、自分の価値感を大切にするということもポイントになってくるかと思います。

自分の価値感と他人との価値感が違った時に自分の価値感が間違っているのだと思い込んでしまうことがあります。

例えば、『家族のことを大切にすることが大事だ』という価値感を持っているAさんという方がいたとします。

しかしAさんが所属する職場の方々は『社会人たるもの何よりも仕事を優先するべきだ』という価値感ばかり持っているメンバーだったとします。

その集団の中にいると「仕事が忙しい時期なのだけれども子どもの運動会の為に有給をとりたい、しかし同僚には忙しい時期にそんなことで休むのかと言われる・・・自分の価値感は社会人として間違っているのかなぁ?」と自分の価値感が間違っているのかなぁと思ってしまうことがあります。

しかし周りと価値感が違っているだけであって、それが間違っているわけではないのです。

自分は自分の価値感があっていいと自分の価値感を大切にすると自分の軸ができます。

その軸を大切にしながら「今回は仕事が忙しいし軋轢を生まないように有給を取るのはあきらめよう」と周囲とのバランスを調整したり、「家族を大切にするために仕事がある、だからここは休もう」と選択できればいいのだと思います。

人それぞれ価値感が違って当たり前だし、違っていいのです。
あなたの価値感を大切にしようと思ってみてくださいね。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。