こんばんは、
社長の平です。
この世の中には、あなたがどんな人であったとしても、あなたのことを「世界一、素晴らしい女性だ」とか「最高にかっこいい男性だ」と誤解してくれる人がいるようです。
誤解という表現が失礼であれば、“心からあなたのことがタイプだと思ってくれる人”がいると言い換えてもよいでしょう。
本来、そういう人がいるはずなのに、出会いがないとしたら、その理由はあなたが自分のことを嫌っていることにあるかもしれません。
自分を嫌っていると、自分を表現するどころか、自分を否定し、自分らしさを隠したり、ほかのだれかになろうとしたりしてしまいます。 すると、あなたの真実のパートナーも、本来のあなたを見つけることができなくなってしまうのです。
世間を見渡してみると、一定の年齢に達した男女の8割近くの人はパートナーを見つけ、結婚したりしています。そして、その95%の人たちが、なんとなくうまくやっているわけです。
ところが、「なんとなく、縁がなくて‥‥」という人のほとんどが、どうも、先ほど述べたように、自分というものを好きでないようなのです。
ここで、知っておいていただきたいのは、「自分の魅力は自分ではわからない」ということです。
なぜなら、人は自分にないものをもっている人に魅力を感じるからです。
つまり、自分自身の魅力というのはなかなかわからないものなのですが、あなたと真逆のタイプの人から見れば、あなたは魅力あふれる人なのです。
問題は、あなたと真逆のタイプの人の価値観やものごとの考え方が、あなたには理解できないということです。
その最たるものが、「なんで、こんな私のことが好きなわけ?」であるわけです。もちろん、相手にとっては、それはたくさんの理由があるはずなのですが。
さらに、「出会いがない」と言う人がはまりやすい誤解が、「運命の人というのは世界に一人しかいなくて、そして、その人と出会うのは『ウォーリーを探せ』以上に難しいこと!」ということです。
しかしながら、あなたの運命の人は、一人しかいないというわけではありません。
その種のタイプの人は、それはまるで一つの部族といっていいほどにたくさん存在しているようなのです。ただ、その部族はひょっとしたら、日本では少数部族といえる場合もありそうです。
たとえば、日本人の女性の中には、とても内気で、男性を見たら逃げてしまうような人もいます。そんな女性の場合、よほど積極的な男性でないと、なかなか恋に発展しませんが、そういう男性は日本には意外と少ないものです。
反対に、外国にはしつこいぐらいにアタックする男性が非常にたくさんいます。そして、そうしたタイプの男性たちにとって、恥ずかしがり屋で純情な女性はものすごく魅力的に感じられるようなのです。
仮に、あなたが自分のことを“ただのひきこもりの女の子”と思っていたとしても、です。
ここでのいちばんの問題は、あなたが自分のことをほとんど評価せず、嫌ったりしていると、「みんなもきっと、私のことをつまらない子だと思っている」、「みんなも私を嫌いなんだ」などと自分で決めつけてしまうことです。
あなたがどのような女性であれ、それを自分で価値判断する必要はありません。
あなたの評価はあなたのまわりの人たちがします。
そして、それはほとんどの場合、あなたが思っている以上に高評価です。
あなたが嫌っているその部分を、多くの人は「そこがカワイイ!」と感じていることを、みなさん、ご存じないようなのです。
この事実をあなたが受け入れたなら、人に対するあなたの苦手意識もだいぶ改善することでしょう。
私どものセミナーで、こんなグループワークをすることがあります。
それは、メンバーの一人が自分の嫌いな部分を告白すると、その途端、グループの全員に指をさされ、「そこがカワイイ!」と言われるというものです。
実際、自分のことはさておき、人のことはほんとうに「カワイイ」とだれもが感じることができるようです。
あなたのロマンスの扉が開くのは、自分自身に対するネガティブな価値判断をやめたときなのかもしれませんね。
では、次回の恋愛心理学もお楽しみに!!