父親との関わりから影響を受けるものとして代表的なものは仕事に関するイメージというものがあげられると思います。
父親が仕事とどう関わっているのかを見て私たちは『仕事とは○○というものだ』というイメージを作っていきます。そのイメージがネガティブなものであったとしたらあなたと仕事の関わり合いに影響すると思いませんか?そう!影響するのです。そしてポジティブなイメージに書き換えられるとポジティブに影響をしていけるのです。
仕事のイメージは父親から?!
お父さんから影響を受けるものとして代表的なものは仕事に関するイメージというものがあげられると思います。
今は共働きの家庭も増えてきていますがお父さんがメイン(お母さんも働いているけど午前中パートだけなど)で働いているご家庭も多く、一昔前はもっと多かったと思います。
その為お父さんを見ていて仕事とはどのようなものかというイメージをもらうことが多いようです。
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幼い子ども時代はお父さんというのは強くたくましい存在に思います。
高いところにもある物もとれるし、自分ではどう頑張っても開かない堅い瓶の蓋も簡単に開けてしまう、二の腕にぶら下がると子供達をぐるぐる回してまるで遊園地みたいにしてくれる。自分にはできないことがいっぱいできる。
そんなお父さんという存在は子供の目線からは強くたくましい存在に映ります。
強くたくましい存在のお父さんが朝は「行ってきまーす」と玄関をでて仕事に出かけて、「ただいま」帰ってきた時には疲れ果ててくたくたになって帰ってくるのです。
げんなりした顔で「疲れた・・・我慢ばかりでしんどいよ」って言うのです。
そんな光景を見ると仕事という存在は子供にとってどんなイメージに映るでしょう?
『仕事って、あの強くてたくましいお父さんを打ちのめしちゃうんだ・・・』
『仕事ってあの屈強なお父さんでさえやっつけてしまうようなところ』
『仕事ってなんだか怖いなぁ』
などのように映ってしまうのではないでしょうか?
すると仕事に関してのイメージに怖いもの、苦しいもの、押しつぶされるところ、我慢するところなどのネガティブなイメージが結びついていきます。
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逆にお父さんが仕事を活き活きと楽しんでいたらどうでしょう?
「行ってきまーす」と玄関を出て行き、「ただいま」と笑顔で帰ってくる。
そして職場であったことを楽しそうに子供のあなたに語るのです。
それから仕事でいっぱい稼いだからみんなで旅行にいこう、遊園地にいこう、美味しい物を食べにいこうなどを楽しそうに言うのです。
そんなお父さんを見ていると子供の目には仕事というものはどのように映るでしょう?
きっと怖い物、苦しい物、押しつぶされる物、打ちのめされる物ではないと思いませんか?
父親が仕事を楽しいでいるとそれを見て子供は仕事のイメージが楽しい物、活き活きできるところ、面白そう、家族に幸せを与えられる物などのようなポジティブなイメージをもらうわけです。
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あなたが父親を見ていて仕事にネガティブなイメージを結びつけていたとします。
仕事=怖いところ
仕事=苦しい
仕事=押しつぶされる
仕事=我慢するところ
というようなネガティブなイメージを持っていたら就活はおっくうなものになると思いませんか?
そして就職してからも怖い、苦しい、押しつぶされる、我慢するところというイメージを持ったまま働くとした仕事ってしんどくなっちゃうと思いませんか?
自分を表現しにくかったり、我慢しすぎたりが起こってしまいます。
しかし「どうやら父親を見て仕事=怖いもの、苦しいもの、押しつぶされるところ、我慢するところなどというイメージを持ってしまっていたようだ。しかしそうとは限らないぞ!仕事にポジティブなイメージを持っている人は世間にはいるよなぁ・・・。自分も仕事のポジティブなイメージを探していこう!」と気づくことができると仕事のイメージを書き換えやすくなります。
意識的に仕事を楽しんでいる人を探してみたり、活き活きと仕事をしている人の記事を読んだり、仕事を通して親しい人を幸せにできることを考えてみたりなどの作業をしていき仕事へポジティブなイメージをつけてあげるのです。
仕事へのイメージの書き換え作業を試みるわけですね。
一人ですることが難しければ信頼できる人に手伝ってもらってもいいと思います。
仕事=楽しい物
仕事=活き活きできるところ
仕事=面白そう
仕事=家族を幸せに与えられる物
というようなポジティブなイメージをくっつけてあげることに成功できたとします。
すると就活が「どんな仕事が見つかるかなぁ」とワクワクした気持ちで望めるようになれたり、就職後も楽名気持ちで働きやすかったり、自己表現がしやすかったり、仕事を楽しもうと望みやすかったりしやすくなります。
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もし、あなたが親であったとしたら仕事の良い面を子供に話してあげることができると、子供に仕事にポジティブなイメージを結びつけてあげられるかもしれませんね。
それはとっても素敵なプレゼントになるのではないかと思うのです。