シャドウを現す人がストレスになっている場合は、受け入れることにチャレンジすることでストレスを減らすという方法があるんです。
受け入れるというのは、シャドウを現す人を受け入れるというわけではありません。
自分の中に抑圧してしまっているシャドウの要素に気付いて、受け入れていくんですね。
それにチャレンジすることで、あなたの心のキャパが広がっていきます。
シャドウを受け入れる
シャドウを現す人が上司になったりすると付き合いを避けたくても避けにくい状況になります。付きあわないようにできるとか、接点を減らすことができれば良いのですが上司などになると付き合い続けなければならないというのが苦しいところになってきますね。
この人だけは無理という人と付き合い続けなきゃいけない環境、避けられない環境というのは強烈なストレスです。
しかしストレスになるからと言っても相手の性格とか、しゃべり方とか、しぐさを変えさせようと試みるのは至難の技になってきます。
特に上司なんかだと立場的にも難しくなりますね。「社長その性格なんとかなりませんかね。嫌な気持ちになるんですよね」とは言いづらいですものねぇ(笑)
しかし『特に害をなされたわけではないけどこの人と付き合うのは無理!』という相手と付き合い続けなければいけないからといって、ぐっとこらえて我慢し続けるというのも苦しいです。なんとかストレスは減らしていきたいものですね。
シャドウを現す人がストレスになっている場合は、受け入れることにチャレンジすることでストレスを減らすという方法があるんです。
受け入れるというのは、シャドウを現す人を受け入れるというわけではありません。
自分の中に抑圧してしまっているシャドウの要素に気付いて、受け入れていくんですね。
このことをシャドウとの統合と言います。
最初は『まさか自分にはそんな要素があるはずがない』と認めたくない気持ちがでてくるかもしれません。
なにせシャドウですから。
シャドウを現す人を見ていて“この要素が嫌い”と思ってしまう部分を『自分にも、そんな要素があるのかもしれないなぁ』と気付いていき、自分にも少なからずそんな要素があるのかもしれないなぁというように受け入れていくんですね。
自分のシャドウを受け入れると今までシャドウを現していた人を好きになっていくのかというと・・・そういうわけではありません。(^_^;A
好きになるわけではありませんが、特に害をなされたわけではないんだけど、この人とだけはつきあうのは無理とか、この人だけは受け入れられないとか、そばにいるだけで嫌な気持ちがしてしまうなどのような過剰に感情的に反応してしまうことが無くなっていくんですね。
ストレスを感じていたことが減り、その人との付き合いも楽になっていきます。
社会ではシャドウを現す人と学校で、職場で、習い事の場でなど一緒になることがあります。
そんな時は、その人を避けることも一つの手です。
必ずしもシャドウを受け入れなければならないことはありません。避けたほうが良い時もあります。
しかし自分のシャドウを放っておくと、その人は避けられても別の場所でシャドウを現す人と出会って「この人嫌だなぁ」という気持ちになる可能性もあるんですね。
シャドウを現す人と出会ったことをきっかけに自分の心の中に抑圧しているシャドウに気付いていき受け入れることができると、この先の人生で出会う何十人ものシャドウを現す人との関わりが楽になっていきます。
あなたのシャドウを現す人と出会ったら、考えようによっては、あなたのキャパシティを広げるチャンスとなるかもしれません!