相談者名 | みお |
初めまして、こんにちは。自分ではもうどうしていいのか分からなくなったので、ご相談します。 私には、一年前まで付き合っていた人がいました。高二の春くらいから四年くらい付き合っていました。とても優しい人で、私のことをとても大切にしてくれていました。私もその人が大好きで、大学に入ってからは半同棲状態でした。一年くらい一緒に暮らして、私が一年生の終わりくらいから徐々に関係が崩れてきました。私たちは何でも言い合える関係だったので、前からよくケンカしたりしていたのですが、その頃から彼の暴力が始まったんです。四月、とうとう私は骨折してしまいました。誰にもいえなくて、結局階段で転んだことになったのですが、その後もケンカする度に殴られたり蹴られたりして小さな怪我は当たり前でした。涙が止まらなくてどうしても学校にいけなかったりして、だんだん追い詰められていきました。ある日、暴力を受けたあと、泣いている私に彼は腹を立てて、髪の毛を掴んでペットボトルのお茶を頭からかけました。それまでは何とか我慢できたんですけど、あまりに屈辱的で、心が痛くて、もうどうでもいい、と思いました。決してきらいになったわけじゃないけれど、一緒にいると怖くて、どうしてもだめで、私たちは別れました。それでもお互いに嫌いで別れたわけではないので、どうしても離れることができず、未だに友達として会っています。彼は私の部屋の合鍵を持っているので、一週間に三日くらいは家に勝手に来ます。ときどきはケンカしたりして、未だに殴られます。一昨日、手首を捻挫してしまって、とても落ち込んでいます。そのときは彼は夜からバイトだったので、私の財布から三千円持って、タクシーでバイトに行きました。止めたけれど、彼は私の話なんて聞いてくれませんでした。 こんな関係なのに、私には今、好きな人がいます。その人は同じクラスの友達で、彼と別れてから少し経って、好きになりました。その人とは関係を持ってしまいましたが、でもその人には彼女がいます。彼女を大切に思っているのは分かっているので、邪魔するつもりはないのですが、ときどき悲しくなります。その人は私のことを好みだと言ってくれて、ときどき遊んでくれたりして、なかなかあきらめさせてくれません。ただ同情されているだけだと分かっているのに、どうしていいか分からなくて、だらだらとそのままでいます。 事情を知っている友達は、なかなか現状をよくしようとしない私にいつも腹を立てます。私が弱いのが悪いのは分かっているのですが、どうしたら今の生活から抜け出せるのかいまいち分かりません。 私はどうでもいいや、という気持ちになるとついつい食事をしたり寝たりするのを忘れてしまうので、よく周りの人に怒られます。一度、彼とのケンカが続いて、しかも学校が忙しかったときに、一週間ほとんど食べずにいて倒れて運ばれたことがあるので、友達は早く元彼を追い出せといいます。でも、私にはどうしても出来ません。そんなことを言い出すくらいなら我慢しよう、と思い、余計に追い詰められた気持ちになります。そんなときは腕とか足とか切ってしまうので、何だか体中きたない状態になってしまいます。こんな生活を続けているのは不健康ですよね。どうしたらいいのでしょうか。 上手く説明できなくてすみません。少しでも理解して頂けたら嬉しいです。聞いて下さって、ありがとうございました。 | |
カウンセラー | 高野康子 |
みおさん初めまして、カウンセラーの高野です。 ご相談ありがとうございます。 >どうしたら今の生活から抜け出せるのかいまいち分かりません。 あれもこれもうまくいかなくて不安で一杯、自分でも何とかしなきゃって分って 骨折や殴られた時の痛みや捻挫などは、どれも心の痛みと繋がっています。 >とても優しい人で、私のことをとても大切にしてくれていました。私もその人 最初の3年間くらいはとても優しい彼だったのに、どうして突然暴力を振るう人に 彼はみおさんと付き合う以前に、もの凄く大きなハートブレイクを経験しているよ 彼が優しかったのは、痛みを人一倍知っていたからかもしれません・・・。 では、どうしてみおさんはそんな彼を大好きになったのでしょう。 そして別れた今も それはみおさんの中にも彼と同じ『最低な自分』というキャラクターが住んでいるから >彼女を大切に思っているのは分かっているので、邪魔するつもりはないのですが、 自分を1番に愛してくれない人を好きになってしまったり・・・ >一週間ほとんど食べずにいて倒れて運ばれたことがあるので 食べる事や寝るという当然の権利さえ自分から奪ってしまったり・・・ >腕とか足とか切ってしまうので、何だか体中きたない状態になってしまいます。 身体を傷付けて自分をきたなくしてしまうのも、そんな観念から来ているのだとしたら >どうしたら今の生活から抜け出せるのかいまいち分かりません。 こうして相談して下さったという事は「手放せるものなら手放したい!っ」ていう そうしたら次は『元彼』や『今好きな彼』と向き合う前に、みおさんの中に住んでいる どんな自分が住んでいるのか・・・別れても元彼の孤独に寄り添う事を止めないみおさん どうしても思い出せない時は、寝る前に『当時の夢を見てみたい』って念じながら 後は、彼から暴力を受けた時に感じた「屈辱感」「心の痛み」をヒントにして、それらを みおさんにとっても大きなハートブレイクですから、そこまでいくのに抵抗も出てくる みおさんの「味方」「協力者」「援助者」がいつでも居るって忘れずにいる事も、此処を 私も1日も早くみおさんが幸せになれるように応援しています。 高野 康子 |