性格の不一致は性の不一致?

相談者名
直美
たびたびすみません。なにかのサイトで性格の不一致は性の不一致という文章を読んでそうなんだと思うことがありました。
別れた主人とは夫婦生活はうまくいっていませんでした。すごくぞっとするものでした。気持ちがなくてただ義務的で嫌で嫌でたまりませんでした。私は寂しいから子供を作ったんです。
子供はすごくかわいかったです。
子供はかわいいけど主人は嫌いでした。
主人とはお見合いだったのでドキドキとか恋とかはありませんでた。

親としての責任を果たさなくてはいけませんよね。
好きな人と結婚したかったです。でも好きな人と結婚できるとは限らないですよね。
結婚って何。

こんな気持ちでは復縁してもうまくいきませんよね。でも子供が心配でなりません。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
根本です。こんにちわ。直美さん、ご相談ありがとう&お待たせしました。> なにかのサイトで性格の不一致は性の不一致という文章を読んでそうなんだと思うことがありました。
> 別れた主人とは夫婦生活はうまくいっていませんでした。そうですね・・・。
夫婦の問題でカウンセリングに来られる方の多くがセックスの問題を抱えていらっしゃいますね。

ただ、僕の経験や他のカウンセラーの意見などを総合してみると、本当に合わないカップルっていうのは1割以下のようなんです。
というのも、性格も夫婦生活にしても「変えていける」ものだからね。
「変える」ことに意識を向けて、根気良く続けていけば必ず実ります。

でも、直美さんは元のご主人との関係で色々と不満を感じていらっしゃったようですね。
その象徴として夫婦生活に出てきていたのかな?と思います。

> すごくぞっとするものでした。気持ちがなくてただ義務的で嫌で嫌でたまりませんでした。私は寂しいから子供を作ったんです。

とても辛く、暗い生活だったようですね。
苦しい思いをたくさんされたんだなあ、と感じます。

でも、直美さんにとっては本当にお子さんがいとおしくて、かわいくて、仕方の無いもののようですね。
母親の強さ、愛情深さをとても感じます。

> 親としての責任を果たさなくてはいけませんよね。
> 好きな人と結婚したかったです。でも好きな人と結婚できるとは限らないですよね。
> 結婚って何。

何か自分の意志以外のものを感じてのご結婚だったのでしょうか?
最近は見合いでも、恋愛感情が出なければお断りするケースの方が多い、とも聞きます。
直美さんにとっては最初からご主人に愛情を感じることもあまりなく、何か特別な事情が
あったのでしょうか?

> こんな気持ちでは復縁してもうまくいきませんよね。でも子供が心配でなりません。

そうですね・・・。
お子さんに会いたい、親としての義務を果たしたい、という気持ちで復縁したとしても
やっぱりご主人と向き合うことができなければ、また離婚を考えてしまうかもしれません。

子供たちが欲しいものは3つあるといわれます。
一つはお母さんからの愛情。
一つはお父さんからの愛情。
もう一つは仲のいいお父さん・お母さんからの愛情。

お子さんのために復縁を考えられるのならば、お子さんのためにご主人を“愛する”ことも一緒に考えられるのはいかがでしょうか?
もちろん、「はい、じゃあ、すぐに・・・」なんて思えるはずはありません。
大きな目標として、未来に置いておけばいいことです。

それではお返事お待ちしています。

相談者名
直美
> 根本です。こんにちわ。直美さん、ご相談ありがとう&お待たせしました。> ただ、僕の経験や他のカウンセラーの意見などを総合してみると、本当に合わないカップルっていうのは1割以下のようなんです。

そうなんだ。簡単に性格が合わないからって離婚をしている人が多いような気がします。
> というのも、性格も夫婦生活にしても「変えていける」ものだからね。
> 「変える」ことに意識を向けて、根気良く続けていけば必ず実ります。

> でも、直美さんは元のご主人との関係で色々と不満を感じていらっしゃったようですね。
> その象徴として夫婦生活に出てきていたのかな?と思います。

そうですね。元夫は感情的に怒鳴り散らしたりしていました。私は家事が苦手なので家がいつも散らかっていました。(ADDだと思います。)いつも人間でないように怒られていました。それがすごく嫌でした。
それと向学心がなくて一冊の本も読まないところ。自分は仕事ができてすごくえらいんだと高慢なところ。家族だけでなく他の人にも自慢するところ。

>>親としての責任を果たさなくてはいけませんよね。
> 直美さんにとっては最初からご主人に愛情を感じることもあまりなく、何か特別な事情が
> あったのでしょうか?

結婚する前にとても好きな人がいて失恋しました。高校時代の友達だったのですが僕には好きな人がいるって言われてそれっきり友達関係も壊れてしましました。

もと主人は高校時代好きだった人に感じが似ていたのでこの人を逃したらもう巡り会えないと危機感を感じたからです。なぜなら私は失恋してもうぼろぼろで年もかなりいってたしもてないしあせっていました。
でも見合いしてすぐに結婚しました。二人で映画を見ることもなく・・・・
高校生が手をつないで仲よさそうに歩いているのをみると自分にはこういう青春がなかったなあっていつもうらやましく思っていました。

> 一つはお母さんからの愛情。○
> 一つはお父さんからの愛情。○
> もう一つは仲のいいお父さん・お母さんからの愛情。×

元夫は本当に子供に愛情を注いでいました。私もどのお母さんにも負けないくらい愛情を注いでいました。
> お子さんのために復縁を考えられるのならば、お子さんのためにご主人を“愛する”ことも一緒に考えられるのはいかがでしょうか?

どうしたら愛するようになれるのでしょうか?愛するどころか他の男性を好きになってしまってもう家庭はめちゃくちゃになってしまいました。元夫は「結婚して終わりっていうのでなくて人を好きになるのはいいことだ。」なんてのんきなことを言っていました。教育熱心でまじめだったので信用されていたのでそんなことを言っていたのですが・・・・
のちのちそれが大変なことになってしまったのです。
でもそれは家庭の土台が強固な場合ではないでしょうか?最近私の友達が同僚で家庭のある男性に手を握られたとかお茶を飲みに行ったとかいう話しを聞かされました。「プラトニックだし何も悪いことしているとは思っていない、人生は一回なんだから男性の友達、好意の持てる友達がほしい。一番大事なのは家庭なんだから家庭を壊すつもりはない。」と・・家庭を壊してまで恋をするのはまちがっているし、また家庭が壊れるのはもともと家庭が強固でなかったからですね。
私たち夫婦が強い愛情でむすばれていれば壊れなかったんだと思います。

昨日、元夫と会いました。子供に会わせてくれる望みがやっとできました。形だけの家庭
、形だけの夫婦でなくて今度は本当に愛情のある家庭が築けたらいいと思います。

まずは、子供のためにではなくて元夫に愛情を感じるようにすることですね。初恋の幻想は捨てなければいけませんね。

結婚生活で一番つらかったこと・・・・元夫に愛情が感じられなったことです。初恋の人が忘れられなかったことです。今ごろになってまた初恋の幻想を別の男性に抱いたことです。なんで今ごろ恋なんかしたんだろう。母親なのに・・・・・なんであの人に会ったりしたんだろう・・・・
元夫がとても嫌いになって離婚を考えるようになって・・・家庭が冷え切って毎日けんかばかりして子供を傷つけて私たちも傷ついて・・・・
よその男性に恋した母親なんて子供たちはついていかないっていいます。おとうさんのほうがいいって・・・別に遊んでやろうとかいうのでなくて本当に真剣に好きになってしまったのです。その人に失恋した痛手も深くてもう廃人みたいな生活になってしまって・・・・・
母親としての愛情も注げなくなってしまいました。家事もできなくなってしまって・・・

そしてついに離婚となったわけです。
毎日やりなおそうって電話しています。どうかやり直せますように・・・・
子供たちが大好きなおとうさんだから私も愛せるようになりたいです。

子供たちが大好きな大好きなおとうさんなのです。
でも不安がいっぱいです。元夫には怖い気持ちがあるのです。何が怖いんだろう。怒鳴り散らすからです。ほっと安心できたり甘えたりできるところがないのです。

一番嫌なところは怖いからです。まずは怖いっていう気持ちがとりのぞけなければ無理ですね。優しいところもあるのですが・・・・男性ってみんな怖い面がありますよね。

怒ったら怖いんだけど優しいところもあるので怒らさないように私が努力したらいいんですよね。怒らん男やおらんなんて聞かされます。怒らすようなことをするほうも悪いんですよね。

結婚生活はきびしいですよね。生活するって大変ですよね。寂しいとかなんとかいってられないのはわかっているのですが、寂しかったんです。

夫や子供がいても寂しかったんです。

カウンセラー
根本裕幸(退会)
根本です。直美さん、こんばんわ。お返事ありがとうございます。
色々な思いを聞かせていただけて哀しいやら嬉しいやらでした。
この書き込みをされた後、なんだかどっと疲れたような感じはありませんでしたか。> もと主人は高校時代好きだった人に感じが似ていたのでこの人を逃したらもう巡り会えないと危機感を感じたからです。なぜなら私は失恋してもうぼろぼろで年もかなりいってたしもてないしあせっていました。ああ、やっぱり。恋愛からの結婚ではなかったんですね。
僕は政略結婚?みたいな印象を感じてました。

> 高校生が手をつないで仲よさそうに歩いているのをみると自分にはこういう青春がなかったなあっていつもうらやましく思っていました。

直美さんとご主人の間にお子さんを挟んで手を繋ぎなら映画を見に行けるようになったらいいですよね。そのときお子さんはどんな顔をしてるでしょうね。

> 元夫は本当に子供に愛情を注いでいました。私もどのお母さんにも負けないくらい愛情を注いでいました。

じゃあ、お二人に足りなかったのはお互いを愛する気持ちだけなんですね。
お子さんをそれくらい愛せる両親ならば、お互いの事もきっと愛せるはずです。
何か二人の間には乗り越えられない壁があったのかもしれませんね。

直美さんにとっては初恋の人への思いがそれに当たるのかもしれませんね。

> どうしたら愛するようになれるのでしょうか?

愛する、というのは歩く、食べる、周る、と同じ動詞なんですよね。
だから、愛する、というのは感情ではないんです。
自分の選択でできるようになります。

ご主人を愛してみよう、と密かに心に誓って見てください。
きっと今までの不満や嫌悪感が噴出してくると思います。
でも、その感情から逃げずに、でも、ご主人を愛する、と思ってみてください。

今日できるところまででOKです。
「ああ、やっぱだめだ」と思ったら、必ず「ああ、今日はここまで」と言いたして見てください。
直美さんのような状況の人を僕は何人も知っていますが、時間はかかりますけど、必ずご主人に今まで感じたことのないような愛情を感じられるようになります。
温かい家族を作りたい、子どもの笑顔を毎日みたい、その夢を目指して、一歩ずつ、一歩ずつ進んでいきましょう。

> 私たち夫婦が強い愛情でむすばれていれば壊れなかったんだと思います。

そうですね。確かにそうです。

でも夫婦間の問題って、その時々の絆を壊すんじゃないか?ってくらい強力なものがやってくるものです。
だから、問題というのは夫婦の絆をより強くする課題なんじゃないかな?って感じます。
もちろん、常に「離婚」という選択肢を感じながらですけど。

> 昨日、元夫と会いました。子供に会わせてくれる望みがやっとできました。形だけの家庭
> 、形だけの夫婦でなくて今度は本当に愛情のある家庭が築けたらいいと思います。

それはおめでとうございます。
ほっとされたんじゃないでしょうか。
まずは大きな一歩を踏み出されましたね。

> まずは、子供のためにではなくて元夫に愛情を感じるようにすることですね。初恋の幻想は捨てなければいけませんね。

“幻想”はあんまりよくないですね。
一つ約束しましょうか。
初恋の人の幻想(それはめちゃくちゃいい思いでしょう?)が出てきたら、ご主人のいいところを必ず一つ見つけてみること。

> 結婚生活で一番つらかったこと・・・・元夫に愛情が感じられなったことです。初恋の人が忘れられなかったことです。今ごろになってまた初恋の幻想を別の男性に抱いたことです。なんで今ごろ恋なんかしたんだろう。母親なのに・・・・・なんであの人に会ったりしたんだろう・・・・

それくらい寂しかったんですよね・・・。
直美さんも頭では分かっていたでしょう?
でも、その気持ちは留められなかったんですね・・。

> よその男性に恋した母親なんて子供たちはついていかないっていいます。おとうさんのほうがいいって・・・別に遊んでやろうとかいうのでなくて本当に真剣に好きになってしまったのです。その人に失恋した痛手も深くてもう廃人みたいな生活になってしまって・・・・・
> 母親としての愛情も注げなくなってしまいました。家事もできなくなってしまって・・・

それは苦しい毎日でしたね・・・。
常に自分を責め、ご主人を責め、お子さんに罪の意識を感じ、日々絶望を深めていかれたのではないでしょうか・・・。

> 毎日やりなおそうって電話しています。どうかやり直せますように・・・・
> 子供たちが大好きなおとうさんだから私も愛せるようになりたいです。

そう、その気持ちです。それが大切なんです。

> 一番嫌なところは怖いからです。まずは怖いっていう気持ちがとりのぞけなければ無理ですね。優しいところもあるのですが・・・・男性ってみんな怖い面がありますよね。

ありますね。
僕の妻も、ケンカして僕が大声上げるとそれだけで震えてました。
最近は強くなりましたけど・・・。

> 怒ったら怖いんだけど優しいところもあるので怒らさないように私が努力したらいいんですよね。怒らん男やおらんなんて聞かされます。怒らすようなことをするほうも悪いんですよね。

ま、お互い悪いんし、お互い悪くないんです。

どうして怒られるとそんなに恐いのかな?
そんなに怒鳴り散らされた経験が過去にもたくさんあるのかな。
お父さんやお母さんはどんな方だったのか、思い返してみるといいかもしれません。
今のご両親ではなく、直美さんがまだ幼かった頃のご両親を。

> 結婚生活はきびしいですよね。生活するって大変ですよね。寂しいとかなんとかいってられないのはわかっているのですが、寂しかったんです。
> 夫や子供がいても寂しかったんです。

そうですよ。つながりが切れてしまったとしたら、本当に寂しいと思うんです。
寂しいから、誰かとつながりたい、と思うのかもしれません。

ある人はこんなことを言ってました。
「もし人が寂しさを感じられなかったとしたら、誰も結婚したいなどと思わないだろう」と。ちょっとシニカルですけど、案外当たってるなあ、と僕は思います。

寂しくなったとしたら、ご主人と何とかつながりを感じられるようなことにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
でも、それは義務的にしなくてもいいですよ。
今の直美さんにできることをすればいいんです。
少しずつ少しずつチャレンジしていってください。

応援してます。

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退会しました。