kanaさん、初めまして。 ご相談ありがとうございます。 今回担当させて頂く北野純と申します。 どうぞよろしくお願い致します。いつもメールマガジンを読んで下さってありがとうございます。 そういったお声を聴くとカウンセラー一同励みになります。 kanaさんはボーっとしている自分に落ち込むことがあるのですね。 相手のガッカリした様子に心が痛むのはkanaさんが優しい心の持ち主なんだなと感じましたよ。 相手を思いやる気持ちがあるからこそ、ガッカリさせてしまったと感じると 自分を許せなくなるのかもしれないですね。 でも、許せなくなる気持ちの大きさは、kanaさんの相手を思いやる「愛情」の大きさと同じだということを 良かったら心の片隅にとどめておいてくださいね。 それだけ、kanaさんの中に「愛情」が流れいてるということです。 人の長所と短所は、コインの表と裏のようなものだと思います。 kanaさんが表現しているボーっとしている自分というのは おおらかさ、おっとりした感じ、柔らかい雰囲気、などと表現もできるのではないかと思います。 そして恋人はそんなkanaさんの価値を感じている一人だと思いますよ。 だからこそ、自分を責めて相手を困惑させるくらい謝ってしまうkanaさんを叱咤するのではないでしょうか? そんなに謝る必要はない、kanaさんは素晴らしい存在なのだから、自分を責めないでという気持ちからかもしれないですよ。 まずはボーっとしている自分も、自分の長所かもしれないな。。。と思ってみてくださいね。 さて、kanaさんがどうやったら許せない自分を許し、鈍感に居直ることができるのか? kanaさんが書いてくださっているお母さんとの関係は由来している可能性があるかと思います。 お母さんに対してガッカリして傷ついた小さなkanaさんが心の中にいて、 その子はまだ悲しんだままでいるようなイメージです。 もし、当時のお母さんに対してガッカリしていて悲しんでいたり、怒っているとして 私はお母さんみたいにはならない!と決意したとします。 でも、私達の心はあんな風にならない!なりたくない!と思ったものに反応します。 お母さんみたいになりたくない!と思って、お母さんをジーッと見ているとどうなるでしょう? まるでお母さんのようになってしまうと思いませんか? そうして、なりたくない!と思っていたものになり、そんな自分を許せなくなってしまうのです。 なので、傷ついたその子をkanaさん自身がケアしてあげる必要があります。 ガッカリした当時のkanaさんは何歳くらいでしょうか? その子をイメージした時、その子はどんな様子ですか? どんな表情をしているでしょうか? そして、その子を見た時にkanaさんはどんな気持ちになりますか? その子に触れたり、抱きしめたりできますか? インナーチャイルドと呼ばれるものですが、イメージの中で kanaさんがその子をケアできると、鈍感な自分に対して許せないと感じているものが変化してくると思います。 私達カウンセラーで良ければぜひお話うかがわせて下さいね。 kanaさんが自分を受け入れ、より自由になるためのヒントになれば幸いです。 ご相談ありがとうございました。 |