相談者名 | フミカ |
はじめまして。30代前半の女です。私は気が強い姉がいたせいで、中学生になるまで自分の意見も言えない気の弱い子でした。中学生の反抗期でようやく人に対抗するようになったのですが、そのときも最初はロクに言葉にならず号泣してしまう状態でした。 社会人になり何度か転職しましたが、その度になぜか男性社員に敵意を向けられ、こちらも対抗するということの繰り返し。それでも強くなり、パワハラ・モラハラだらけの職場で部下を持ち、守るようなつもりで上司と闘いました。今はそんな生活に疲れ果ててやりたいことをしようと退職し、アルバイト生活をしていますが、そこは大学生ばかり。自分は浮いていると感じますが、明るく振舞ってきました。 しかし、男性アルバイトが私と2人きりのとき面と向かって挑戦的なことを言い、明るい話題を向けても好転しません。あからさまに嫌な顔をされたりして、私は次第に疲れが取れない、悪夢で目が覚めイライラが収まらず眠れない、なんだか仕事に行きたくない、仕事でミスばかり、の状態に。他にも私のミスをすさまじい速さで見つけて感情的に指摘する人もいて、新人なのだからと我慢して聞いてきました。が次第に、我慢できなくなり不可抗力と思えるミスに関してはその場で理由を言うようになりました。 上司に呼ばれ、私は人の話を聞いていない、言い訳が多い、同じミスが多いと注意を受けました。それに対して自分の意見を普通に言おうとしただけなのに、昔のように涙がぼろぼろ出ました。仕事のミスはなくさなければと思うのですが、やる気が起こらないのです。何を言われても私だけが我慢すればいいの?と思います。いい年をして仕事をやりこなせないなんて、それともこの仕事が私に合わないのかな、と考えてしまいます。 | |
カウンセラー | 根本裕幸 |
フミカさん、こんにちは。根本と申します。 ご相談ありがとうございました。さて、ものすごくしんどい状況の中で長年がんばって来られたんですね。 なかなかできないことをされてきたんだろうな、との印象を強く受けるんです。 状況が好転しないと気持ちも休まらないだろうと思うのですが、でも、その前に これだけ頑張ってきた自分をたくさん褒めてあげて欲しいなあ、とも思うんです。 褒める材料は、「ものすごく頑張ってきた」ということ。 自分で認めるのは難しいと思うんですが・・・でも、男性職員との戦いでも、 バイト先の男の子とのやり取りにしても、耐えるのも辛いときが少なからず あったろうと思うんです。 でも、なぜ、こんな状況が起きてくるのでしょうね。 なぜ、男性社員にいつも目の敵のような態度を取られるのでしょうか。 でも、ないですよね・・・きっと。 そうすると、表面的なところではなく、潜在意識、無意識の領域の問題となるかな、 その男性社員やアルバイトの男の子、上司に至るまで、「言い訳が多い、ミスが多い」 それを招くのは、フミカさんが潜在的に抱えている何らかの感情であることが考えられます。 例えば「怒り」。 あるいは「罪悪感」。 そうした感情が生まれる背景は、やはり今までの人間関係なのですが、そのルーツと 文面から拝見するに、お姉さんとの関係が一つのポイントになるかもしれません。 お姉さんがすごくきつい人だとすると、それに押さえつけられてしまった妹は、 家族に対して、あるいはその後の人間関係におちて、何らかの未消化な感情がたくさん もし良かったら、その感情面で人生を振り返ってみませんか? 例えば、ちょっとした「自分年表」を作ってみるのもお勧めです。 そうすると、ハッとするような気付きも得られるかもしれません。 また、このことを誰か近しい人に相談されたことありますか? 心が軽くなれば、きっと人間関係もそれに伴って変わっていくと思うんです。 楽になっていくこと、願ってますね。 有難うございました。 |