初めまして、小波さん。 カウンセラーの寺島と申します。 ご相談ありがとうございます。「子供がいても自分の好きな事ややりたい事は出来ますか?」というご質問ですね。 これは、私の知っている事例から申し上げますと、「YES」だと思います(^^)自分の時間が持てなくなるのじゃないか?という恐れを感じてしまうのは、 人間は、誰でも始めてのことや、よく知らないことには恐れを感じますから、 無理もないことだと思います。 この恐れを克服するのは、少しずつチャレンジしていきたいことに関する情報を集め たり、 イメージトレーニングを重ねていくと効果的なのではないでしょうか? 私の先輩で34歳で、お子さんを持った女性がいました。 彼女は育児をしながら仕事を続けたいということで、 とても上手にその準備をすすめられていたので、ぜひ、ご紹介したいと思います。 まず、なにより彼女が上手だったポイントは、 焦らず、早めに自分のしたいことを理解して、その準備を始めていたことです。 結婚が遅かったのですが、その結婚を決めた時点から、 どうしたら結婚と仕事を両立できるかを職場の上司に相談していました。 もちろん、その相談する相手も一人ではなく、 結局は仕事を選んで結婚をあきらめたという経験をもつ人、 すでに結婚して育児をして同じ悩みをもつ人、 これから同じ悩みをもつであろう人 そういうたくさんの人たちに相談することによって、 職場でたくさんのアドバイザーと味方を作ったのですね。 そして、特に女性の上司の働きかけにより、 彼女も一生懸命仕事をしたので、 その会社で初めて産休を認められることになりました。 (※ちなみに、もちろん、旦那様の協力はすでにとりつけていました(^^) そういう話のわかる旦那様選びから始められていたようです) 次に、やはり物理的な問題として、時間のやりくりがあったようです。 彼女は新居を職場に30分で通える場所を選びました。 かつ、さらに上手だったのは、保育園の選び方です。 大事な子供を預ける分、変なところは選べません。 ちなみにお2人の実家が1時間くらいのところですが、 最初からトラブルを避けるために両方の親に頼るようなことはせず、 もしもの時にはお手伝いしてもらうというスタンスで、 基本は託児所に預ける、ある程度子供が大きくなるまでは、 自分の収入と託児費用がプラスマイナスゼロになるとしても、 自分のキャリアを維持しやすくするメリットを彼女はとりました。 託児所選びには、新居と職場に近い場所を第一優先にし、 そして、その質のよさを何度も何度も通って、 時には、女上司などにもついていってもらって、 たくさんの託児所を彼女は調べました。 妊娠がわかった時点で調べ始めたのが良かったようで、 彼女には余裕がありました。 たいていいい託児所はいつも満員状態で、 入所は待ち状態らしいのですが、充分時間があったおかげで、 彼女は自分のマンションの1階にある託児所に預けられるようになったのです。 また、その託児所はとてもサービスもよいらしく、 ある一定時間になると、デジタルビデオカメラで、 ホームページに、託児所内の風景を配信してくれて、 お父さん、お母さんが自分の子供の様子や安全を確認できるシステムがあるなど、 きめこまやかな対応をしてくれていました。 先輩は会社の女性たちにステキな希望の光をくれました。 その後彼女のあとから、産休が認められるようにもなりました。 私はその先輩の上手な人生計画のすすめ方に、 非常に感銘を受けた一人です。 大事なことは、 ・事前に情報をできるだけ、たくさん集めることが大事 ・一人で背負わず、いろいろな人にも相談してみること ・なんでも早めに準備ができると余裕が生まれるのでラクであること ・余裕のあるプランをたてること だと思います。 もちろん、人生は何でも思い通りにはいかないと思います。 でも、選択できる範囲で自分の人生の優先順位がわかっていること、 それを実現させるための事前準備を始めだすと、 自然に恐れに立ち向かうための、勇気と余裕と自信が生まれてきます。 先輩は34歳でしたが、小波さんは27歳ということですから、 7年も先にスタートできる分、もっと余裕があると思いますよ。 ぜひ、自分のしたいことと子育てを両立させてみてくださいね。 上記のことを相談していくのも、 私たちカウンセラーもお手伝いできます。 ぜひ、悩んだ時はお電話くださいね。 |