4才の子どもへの接し方

相談者名
長男4歳、次男1歳の母です。長男への接し方についてご相談願います。
長男へ朝起きたときは今日こそは怒らないで接しようと思うのですが、
いらいらした気持がどうしても抑えられないのです。私の言っている事が本人にきちんと伝わっていないようにも感じます。どのように言ったらわかってくれるのか、それとも4歳という年齢に求めすぎのことを私が求めえいるのかよくわからないのです。朝起きたら必ず「だっこ!」と叫び(言い方がとても偉そうなのも気に触ります)いつまでもだっこ。保育園に行く準備もなかなかせず、何度もかばん持って、靴はいて・・等々繰り返し言い続け、私もどなってしまう。すると長男は「どうしてそんなにおこるの~」と時には泣き叫び、「もういやだっ」と怒ってしまう。毎日すぐに泣き出したり、ふてくされたり。私ももう少しおおらかな気持で接したいと思うのですが、最近ではすぐに切れてしまう(この表現は好きではないのですが)自分が情けないです。次男の出産のときの入院のときが一番心休まるひと時でした。しばらく長男と離れたいと思う反面、保育園にお迎えに行くときは「今日こそニコニコ過ごせるかも」と早く会いたくなるのも事実です。4歳の子どもに対して大人と接するようだと夫に言われます。4歳の子どもへどこまで求められるのか、どこで妥協すればいいのか見極めを教えて頂きたいのです。また元々女の子がほしかったこともあり、次男が男の子とわかったとき非常にショックだったことも子どもへの罪悪感としてあります。生まれたらわが子は可愛いといいます。確かに可愛い。でもやっぱり女の子だったら・・と熱望してしまう。なんてひどい母なんだろうと思います。次男はまだ1歳になったばかりなので可愛い盛りです。でも長男の例から2歳になる頃には大変になるのが目に見えてます。そのことに対する恐怖もあります。また次男はアレルギー体質でアトピーと喘息を持っています。私自身は今育児休暇を頂いていますが、来年4月に復職予定です。組織改革があり新しい業務内容になるようです。その事に対する不安も非常にあります。長々と羅列した文章で申し訳ありません。4歳の子どもへの接し方、考え方についてご教示よろしくお願い致します。
カウンセラー
田村厚志
こんにちは。
田村と申します。
よろしくお願いいたします。ご相談、拝見しました。

まあ、子供は天使にも悪魔にも見えますから、頭にくるのも無理は
ありません。
カウンセラーなどをやっている僕でもそんなときはありますし。

ご相談の趣旨となるであろう、
>4歳の子どもへどこまで求められるのか、どこで妥協すればいいのか
>見極めを教えて頂きたいのです。
というところですが、最もポイントになるのは、だんな様の、

>4歳の子どもに対して大人と接するようだ

という意見が、この問題の全てを物語っているでしょう。

ごく一般的な話ですが。
まず、僕たち親が自分の子供に接するとき、やってしまうのは、
まるで自分に対して接するようにしてしまう点です。

子供は僕たちの分身でもありますから、自分が自分に対して要求していること、
または、達成できなかったことなどを子供に対しても要求します。

4歳児といえば、自我が芽生えはじめていますが、それはとても未成熟で、
自分の中の感情を上手に扱う術を全くと言っていいほど知りません。
ですから、怒る、泣く等の感情表現はとても活発ですし、また、僕たち
大人が抑圧しがちな、自分の中の欲求にも、とても素直です。

大人になればなるほど、普通はこれらの感情的なものは抑圧されていきます。
で、多くの場合、こういった抑圧が強い度合いだけ、子供たちの活発な感情
表現が気に障ることがあります。

これが自分の子供だった場合、親は、自分が抑圧するのと同じように、
子供に対してもその抑圧を求めます。

子供は親の潜在意識を如実に見せてくれますから、あなたがお子さんに
対して怒りで反応している部分には、実はあなた自身の隠れた抑圧が
あると見ることも出来るわけです。

だとすると、あなたの中のその隠れた抑圧した部分を見つけ、その抑圧
を少しづつやめていけば、あなたの中に余裕が生まれますから、妥協点を
探すことなく、お子さんとよりよく繋がっていくことができるでしょう。

ご相談を拝見して、まず、感じるのは、ずいぶんいろいろなことを抱え込
まれているんだなぁという点です。
実際、つらいと思います。

表面的な部分でいくと、あなた自身、なんてひどい親なんだろうとご自分を
せめていらっしゃる部分ばかりが目立ちますが、僕が気になってしまうのは、
あなたのお子さんを遠ざけたいと感じてしまうほど、あなたの中の「子供」
の部分をあなた自身が遠ざけてしまっているのはなぜなのだろう?と思う
わけです。

下のお子さんに見られる心理的反応として、喘息は権威におびえる感情が
隠れている場合があります。
子供は親の感情に共感してくれますから、これは、あなた自身の不安と見る
こともできます。

どうしてそんなにも、ご自分を追い詰めておられるのでしょうか?
本来、楽しいはずの子育てが、あなたの重荷になってしまっているのは、
とてもしんどいことですね。

カウンセリングなども使ってみてください。

あなたはお子さんに罪悪感を作ってしまっているかもしれませんが、
あなたがどんなにひどい母親だとしても、そんなあなたをいつも好きでいて
くれるのが子供です。

そんな子供の本当の目を感じれればいいですね。

この記事を書いたカウンセラー

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