相談者名 | ヨッシー |
はじめまして。ヨッシーと申します。現在26才で中古の玩具等を梱包するアルバイトをしてます。今回相談したいのは自分の今後についてです。自分は大学時代に就職活動していたのですが、ことごとく落ち、内自分の定を得られぬまま卒業し、現在に至りました。就職活動を始めじた頃は、やってみたい仕事がいくつかあってそれらを中心に受けていたのですが、まったく面接を通ることができず、興味があった業種も次第に興味が薄れていって、最終的にはところ構わず受けると言うどうしようもない状態になってしまいました。卒業してからは、幸か不幸か自分の時間ができて、ひさびさに好きなフットサルをすることが出来ています。とはいっても将来が安定された訳でもなく、今は自分のやりたいことをやってその中からやりたい仕事を見つけていければなと思っています。でも同時にいつまでも見つからなかったらどうしようという不安もあり、自分がしていることが正しいのかという思いもあります。正直いって楽に死ねないかなとたまに思ってしまっていて、やりたい仕事を見つけるか、死ぬかをはやく決めてだらだらした生活を卒業したいです。今後一体どうすればいいのでしょうか?メチャクチャな文章ですが、よろしくお願い致します。 | |
カウンセラー | 小倉健太郎 |
ヨッシーさん、はじめまして。 担当をさせて頂きます、小倉健太郎と申します。自分がこれからどんな仕事に就くかって、本当に大切な事ですよね? 仕事は、学生のように数年で終わるものではありませんし、転職も出来るとはいえ、出来れば同じ仕事を続けられる方が、キャリアを積み上げて行くという意味で、いいと思いますしね。 大学時代に、就職活動がうまくいかなかったからといって、まだまだ若いんですし、そもそも大学を卒業できる能力がある訳ですから、この先、ずっといい仕事が見つからないなんて事は無いと思うのです。 でも、一生懸命頑張ったのにいい結果が出ないと、報われない気持ちになったり、自分の事を出来の悪い人間だと思って責めてしまいたくなるかもしれません。 そして、何よりも悪い事は、例え状況が悪いとは言え、今の自分を認めてあげることが出来ないと、せっかくいい事(フットサルが出来たり、将来についてゆっくり考える時間が持てたりする事)だってあるのに、そのいい事を、心から楽しめなくなってしまうと思うのです。 今回のご相談の中で、 >今は自分のやりたいことをやってその中からやりたい仕事を見つけていければなと思っています。 この部分は、とてもいい考えだと思いますよ。 今、ヨッシーさんは、時間が出来て、フットサルをされているようですが、ヨッシーさんが、就職活動をされている時に面接を受けていた会社は、今、フットサルをしているのと同じくらい、やりたかった事ですか? これは、推測ですが、ヨッシーさんが就職活動中に受からなかった会社、もし受かっていたとしても、ヨッシーさんにとって、本当にピッタリあった仕事じゃなかったのかもしれませんよ。 そして、今一度、大学生時代、就職活動をした会社には受からなくてよかったと、心から思える程、好きな仕事に就きたいと思って頂く事は出来ないでしょうか? 人生って、うまくいかないことたくさん出てくると思うんです。 そして、これが一番大切な事であり、ヨッシーさんに対して、一番伝えたい事なのですが、どうしてヨッシーさんは、今、死にたい気持ちが出てきてしまうんだと思いますか? それは、ヨッシーさんが、「死ぬ程、よく頑張った。」からでは無いでしょうか? ヨッシーさんは、「死にたくなる気持ち」をあまりいい事ではないと考えておられるかもしれません。 例えば、「必死」と言う言葉がありますよね。 また、心理学では、「死にたい気持ち」というのは、「生まれ変わったと感じられるほど、素晴らしい自分になる前触れとして起こることも多い。」という話もあります。 なので、もし今度「死にたい。」という気持ちが出てきたら、「生まれ変わりたい。」と思ってみるのもいいかもしれません。 「やりたい仕事を見つけるか、生まれ変わるかをはやく決めてだらだらした生活を卒業したい。」 それから、ヨッシーさんには、今の状況をあまり深刻に考えて欲しくないので伝えたいのですが、例えば、タイでは、大学を卒業した後は、すぐに就職せずに、1~2年くらいは、見聞を広めるためにあちこちに旅行したり、好きな事をして過ごす事が一般的だと聞いたこともありますよ。 これは、お国柄の違いだと言いたくなるかもしれませんが、結局、何が良くて悪いかは、環境や時代によってどんどん変わっていく、あいまいな物だと思うのです。 だからこそ、今の状況をあまり嘆かず、ヨッシーさんにとって本当に大切な事「やりたい仕事に就く事」を目指して欲しいなと思いました。 ヨッシーさんが、心からやりたい仕事を見つけて、今の状況を笑って話せる日が来ることを心からお祈り致しますね。 小倉健太郎 |