相談者名 | たま |
失礼します。 私は幼稚園の先生として働いて6年目になります。 初めて担任をした時のことです。 保育室にて前日に洗面器に漂白していたコップを次の日洗い流すのを忘れ、子どもがそのままコップを使いそうに(若しくは使っていたかもしれない)なり、それを上司にキチンと報告せずにうやむやに終わってしまいました。一応使ったかもしれない子のお家には事情を説明し、謝罪はしました。子どもにも影響なく、その子達は去年卒園していきました。 でも、本来はキチンと報告し、使った疑いがあるのならお医者様に行くべきでした。 気にし過ぎかもしれませんが、この先それが原因で病気になったりしたらどうしよう、、と不安な毎日です。 どれもこれもちゃんと対処できなかった自分の責任ですが、自分が殺人犯のように思えて辛いです。 仕事は好きですが、未だに罪悪感で一杯になります。 色んな方々がもう気にしなくて良いよと言ってくれますが、まだ燃えカスが私の中に残っています。 過去は変えられませんが、キチンと対処できなかった自分が許せないでいます。 | |
カウンセラー | 沼田みえ子 |
たまさん ご相談メールをありがとうございます。 たまさんからのメールを拝読いたしました。 漂白剤での一件、 そのようにずっと自分の過ちを悔いていらっしゃるからです。 良い先生なら、 >それを上司にキチンと報告せずにうやむやに終わってしまいました。 ⇒上司にキチンと報告するはず >でも、本来はキチンと報告し、使った疑いがあるのならお医者様に行く ⇒ 本来はキチンと報告し、疑いがあるならお医者様に行くはず >今思い出すと布巾の漂白などハイターの量も雑に測って使っていたように ⇒ハイタ?の料はキチンとはかって使うはず >漂白の匂いがまだ残っている布巾をそのまま濯いで使ったこともあります。 ⇒布巾をキチンと洗って使うはず このようにしなきゃいけないんだ、本来ならば・・・ ご自身を「良い先生にならなければ。そのためには上記のようにふるまうべき」 「殺人犯だ!」と。 恐らく、この一件はごく最近の出来事ではなく、かなり前の話なのでは 充分あなたは苦しみました。 もう罪は充分償いましたよ。 けれども、たまさんがやってしまったかもしれないこと 実は、私もコップを漂白剤に漬けること、よくします。 以前、その漂白剤が蒸発したのか、きれいに乾いていたので 後になって「あ、そういえば昨夜漂白剤を入れたコップだった!」 実際、該当する子供達は元気に卒園していきましたよね? では、どうしてたまさんはそれほどまでに「キチンと」しないと! そちらの方が、実は気にした方がいいかもな・・と思う内容だと 「キチンと」が求められる子供時代だったのでしょうか? 「キチンとしないと・・」を自分に課している人は、周りの人にも そのことが出来ない人達に「それはダメだよ!」と嫌悪感を抱いたり、 するとイライラしたり、責めてしまう感情を感じてしまい、 それはたまさんにとっても嫌な時間ではないかな?と私は思うのですが、 子供達が将来にわたって元気であるように願う幼稚園の先生。 ですから、こんな素敵な先生には心から楽しんで「天職」に取り組んで たまさん、この漂白剤の件で誰も被害者は出ていないのですよ。 けれどもメッセージはあるようです。 そう、メッセージは未来、これからに向けてのメッセージのようです。 ですから、どうかこれから先に注意を向けたほうがきっとメッセージを 神様は必要なメッセージをたまさんに届けてくれる、頼もしい存在の ですから罪悪感を感じることではなく、どうか現在の、そして未来に受け持つ きっと沢山の子供達が喜ぶことだと思いますよ。 ご相談、ありがとうございました。 |