職場の人間関係がつらい。

相談者名
あい
はじめまして、あいと申します。
長文になりますがよろしくお願いいたします。
私は、対人恐怖症・視線恐怖症・会食恐怖症他にも色々な恐怖症と見られる症状やどもり癖があり人が大勢いる場所では挨拶すら出来なくなって一言も話せません。色々な恐怖症となった原因は、中学時代のいじめと家庭環境だと思います。
中学時代のいじめは、自分に原因があると思いますがそれから感情も出せなくなりました。
母(父は元々いません)は、自分勝手で私が小さいころからほったらかしにしてましたけど中学になってから余計ひどくなり働かなくなりほったらかしにされたあげく私と、一緒に暮らしていた祖母をおいて再婚して出て行ってしまいました。

今一番つらいのは、職場で一人の異性(男性)の人を横目で見てしまう癖やビクビクして挙動不審になり手が震えたりして仕事に集中出来ません。
その人に何かされた訳ではなく、中学時代の時私をいじめてた人に似ているからです。
でもそれと同時に、その人が私のせいで嫌な思いをしたり体調崩さないか心配です。
なので一時期仕事は行っていましたが、家に帰ってきてから何もやる気が起きなくうつ状態になりかけた事もあります。最近はちょっと持ち直しましたけどまだ普通の状態とは言えません。

幼稚園・小学校までは元気(活発)で異性関係なく友達もいっぱいいたので正直その頃みたいに誰とでも楽しく話したり遊んだりしたいです。でも疲れるし、今は一人暮らしで引きこもり時代が長かったのもあって、相談相手以前に話す相手すらいませんので、どうしたらいいか分からないのでご相談させて頂きました。

カウンセラー
中原謙一
あいさん、はじめまして
私は中原謙一と申します。
よろしくお願い致します。読ませて頂いて、最初に私が感じたことなのですが、もしかしたらあいさんは、いくつかに分かれている問題を一つにまとめて考えられている可能性があるかもしれません。

恐怖症になった原因としていじめと家庭環境をあげられていますが、それはおっしゃる通りだと思います。
でも、もしかしたらそれだけではないかもしれません。

なぜなら、今現実に起きている状況を鑑みたとき、この二つだけではなく、まだほかの要因がなければここまで自分を追いつめたりしないのではないか、ということです。

そして、小学校までは今とは全く違う、おそらくあいさんの本質に限りなく近い状態であったことを考えても、その他にもいくつかの原因があるのではないかと私は感じます。

要約すると、いじめや家庭環境だけでなく、その他のいくつかの原因、要因によって、現在の様々な恐怖症やうつ状態を作り出していったのではないかと感じるわけです。

例えるならば、天ぷらとみそ汁と野菜炒めとご飯を全部混ぜて食べようとしているような感じでしょうか。

ではこのような場合、どうすればいいかと言いますと、問題を一つにまとめるのではなく、逆に問題をひとつひとつ分けて、その一つを丁寧に見ていくことをお進め致します。

たとえば、いじめの問題だけをまずじっくりと見据え、その問題に関して自分なりに納得のいく結論に至ったとします。
そこで恐怖症のどれかが改善されれば、いじめが原因であったことがわかります。

逆にいじめや家庭環境の問題を扱ったとしても、恐怖症が改善されなければ、それ以外にも原因があることがわかるわけです。

夏休みの宿題を一気に全部やろうとしても、大変なだけですよね。
それぞれの教科を順番にやっていったほうが、宿題はやりやすいかもしれないわけです。

今のあいさんの問題を少し細かく分けてみますと、

家庭環境の問題(母親)
家庭環境の問題(父親)
家庭環境の問題(両親以外)
生活環境の問題(友人関係など)
いじめの問題
思春期の問題
あいさん個人の問題(性格によるもの)
あいさん個人の問題(考え方によるもの)

ざっとあげるとこれくらいはあるかもしれません。

基本的には問題があってもいいんですよ。
問題は、これらの問題があいさんの生活に支障を期待していることが本当の問題なんです。

問題はどれだけやってもなくならないかもしれません。
しかし、生活に支障が出ないくらい、問題を小さくすることは可能かもしれません。

できることからでかまいませんので、まず「やってみてもいいかな」という意欲をもってみられてはいかがでしょうか?

どうしても難しい、できないと感じるようであれば、それは誰かの協力が必要になります。
その誰かを探してからはじめてもいいでしょう。

私から言えることは、あいさんが現状から抜け出せる鍵はある、ということです。
その鍵を手に入れるために、少しチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

あいさんが現状の苦しみから抜け出し、幸せな人生を歩まれる参考に少しでもなることができれば幸いです。

ありがとうございました。

中原謙一

この記事を書いたカウンセラー

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