私たちの行動の動機は突き詰めていくとか愛か、もしく恐れかのどちらかになってくると言う話があります。
カウンセリングでは愛を動機とした選択をしていきませんか?とお勧めすることがあります。それには訳があるんですね。その訳はいったいなぜなのか?ということに触れていきたいと思います。
私たちは愛ではなく恐れを選んでしまう時や、ニーズを見てしまう時があります。その心理についても触れていきたいと思います。しかし心があったまる思いなどのような愛を感じる体験をしたいとしたいと思うなら、恐れや、ニーズを見てしまう心理を超えて愛を動機とした選択をしていくことなんですね!心理学講座を読んで愛を選んでいきませんか?
●愛からの選択をお薦めするわけ
私たちの行動の動機は突き詰めていくとか愛か、もしく恐れかのどちらかになってくると言う話があります。
恐からの行動とはどんなものででしょうか?
例えば、自分が嫌われたくない、仲間はずれにされたくない、失敗したくない、評価をさげたくない、がっかりされたくない、恥をかきたくない、みじめな思いはしたくない、無価値観を感じたくないなどなどの為に何かをする、もしくは何かをしようとしないということが言えるかと思います。
例えば、あんまり心を開いて人と深く人と関わっていると煩わされてることがあるかもしれないし、深いりするだけに傷つくことがあるかもしれないという思いから、人とのつきあいに一線を置いてつきあうというのは恐れを動機とした行動の一つの例かと思います。
その他にも嫌われないように恥をかかないように自分のキャラを隠して人当たりにいい私を作っていようとするのも恐れを動機としているものと言えるでしょう。
恐れかを動機として何かするとか、何かそしないとかを選択した時に手に入るものは「よかった評価をさげなくて」とか「よかった恥をかかなくて」などの、“よかった傷つかなくて系”になることが多いかと思います。
恐れを動機とした行動は、傷つきたくないとか、嫌われたくない、仲間はずれにされたくないなどなどで傷つくことから身を守るためや、問題から回避するためなどのリスク管理という意味では役立ちそうですね。言い方を変えると傷つかない為の選択とも言えるでしょう。
しかし見方を変えると、それは傷つかないための選択をしているのであって幸せにつながるための選択をしているわけではないようです。
逆に愛からの行動とはどんなことがあるでしょうか?
例えば、人を喜ばせたい、笑顔をにしてあげたい、楽しんでもらいたい、自信をつけさせてあげたい、大切にしたい、成長の力になりたい、楽にしてあげたい、助けてあげたい、満たしてあげたい、などなどのために何かをする、もしくは何かしようとしないということが言えるかと思います。
愛を動機として何かするとか、何かしないとかを選択した時は「よかった満たされた」「よかったなぁー。なんだか心があったかくなってきた」「よかった自分を好きになれた」「よかったあの人の為になにかができて」などの充足感や、満足感、達成感、自信につながるような思い、心があったまる思いなどなどの幸せにつながる思いを感じることが多いようです。
恐れからの選択は傷つくリスクをなるだけ少なくしようということであり(リスクが無くなるわけではないのですが・・・)、愛からの選択は傷つくリスクもたしかにあるけど充足感や、満足感、達成感、自信につながるような思い、心があったまる思いなどなどの幸せにつながる思いを増やしていくための選択とも言えるかと思います。
あなたが本当に欲しいのは傷つかないことでしょうか?それとも幸せになることなのでしょうか?
さて、カウンセリングではクライアントさんからお話をお聞きしていて恐れからの選択をした行動があったとわかった時に、場合によっては一度立ち止まって愛からの選択をしなおしていきませんか?とお薦めすることがあります。
なぜ愛からの選択をお薦めするかといいますと、恐れから何かを選択して傷つかないための選択をしているのであって幸せにつながるための選択をしているのではないので心は満たされず、頑張っているのにクライアントさんが望む幸せにつながっていないことがあるからなんですね。
それでクライアントさんが望む幸せにつなげていく為に愛からの選択にしなおしていきませんか?とお薦めすることがあるんですね。
愛を持って人にかかわってみようとしたり、愛を持って見守ってあげようなどの愛からの選択を今より増やしていくと、ああなたのもとに充足感や、満足感、達成感、自信につながるような思い、心があったまる思いなどなどの幸せにつながる思いが増えていくことでしょう!
>>>『愛を選択する(2)~相手のことを見よう~』へ続く