夫を支える為に愛の選択をした女性のお話をさせていただきます。
コミットとは問題解決の手法の一つで、日本語に訳すと“決める”という意味になります。
ニュアンス的には腹をくくると言ったニュアンスになるかと思います。
言い方を変えると、決めるというのは選択をして腹をくくることとも言えます。このコミットという手法を使って夫を支える為の愛を選び続けた女性の物語です。
●夫を支える愛になろうと選択をした女性の話
今回は、コミットを使って愛の選択をした女性のお話をしたいと思います。
コミットとは問題解決の手法の一つで、日本語に訳すと“決める”という意味になります。
ニュアンス的には腹をくくると言ったニュアンスになるかと思います。
言い方を変えると、決めるというのは選択をして腹をくくることとも言えます。
あるご夫婦の話です。
ご主人さんは自営業をされていました。
ある時期ご主人さんは、商売がうまくいかなくなった時期がありました。
自営業は儲かってる時は良いのですが、商売がうまくいかなくなるとリスクが全部自分自身の肩にのしかかってきてしまいます。
商売がうまくいかなかった頃、仕事を終え家に帰ってもご主人さんは暗い顔をしていたそうです。
そしてご主人さんは暗い顔で家の中でぶつぶつ独り言を言っていたそうです。
どうやらそのぶつぶつ言う独り言は、商売のことを考えていたようでした。
奥さんはそんなご主人さんを毎日見ていました。
商売がうまくいかなくなってしまってからご主人さんの笑顔が消えてしまっていました。
そして、どんどん暗くなっていく姿を毎日みていました。
ブツブツ独り言を言ってる姿を見てると奥さんには手にとるようにご主人さんの不安が伝わってくるようでした。
想像してみていただきたいのですが、家族や、大切なパートナーが悩みを抱えて苦しんでいる、どんどん暗くなっていく、笑顔が消えてしまった、どよーんとした暗いオーラがでているのを見ながら暮らすって見ているほうも苦しくなると思いませんか?
そうなんです。
苦しんでいるご主人さんを見ていて奥さんも苦しくなっていました。
笑顔が消えてしまいどんどん落ち込んでいくご主人さんと一緒にいると奥さんも気持ちがどんどん落ち込んでいきそうになりました。
商売への不安は、これからの生活への不安として奥さんも感じていました。
そしてこの状況を何とかできない自分の無力さを奥さんは感じており苦しんでいました。
しかし、奥さんは自分も苦しかったのですが、それよりも「苦しんでいる夫に何かできることはないかしら?」とご主人さんのことを気遣いました。
そして奥さんは苦しんでいる夫を支えよう、助けようと思いました。
奥さんはを苦しんでいるご主人さんを支えるためには、助けるためにはどうしたらいいかを考えました。
『商売のアドバイスなどで夫を助けることはできないけど、私は笑顔で普通にしていることで夫を支えていこう』と思いました。
そう思ったわけは、奥さんがご主人さんを見て苦しんでいたり、一緒に落ち込んで家が暗い雰囲気になっていたりすると、ご主人さんが『俺のせいで苦しめて申し訳ない・・・』とご主人さんが罪悪感を感じてしまい、ますます落ち込んでいくかもしれなかったからです。
奥さんは自分の苦しみに意識を向けるのではなく、夫を支える為に、助ける為に笑顔でいようと決めました。
夫への支える愛に意識を向けようとコミットしたのでした。
愛を選択することをコミットしたとも言えます。
コミットをした結果、ご主人さんはどのようになっていったのでしょうか?
続きは来週のお楽しみに。
>>>『愛を選択する(4)~妻に支えられた夫、コミットの力に支えられた妻~』~につづく