トキメク相手と恋に落ちる!一見当たり前のことのようですが、自分が好きになった人が必ずしも自分のことを好きになってくれるとは限りません。
そんな時、いわゆる「いい人」とお付き合いをした方が幸せなのかな・・?と思うこともあります。もちろん、それでも恋に発展することもありますが、できることなら自分からトキメキたいですよね。
でも、あまりにも過去の恋愛で傷ついてしまうと、心は防衛し、トキメく心を忘れてしまうようです。
そんな時は、昔の恋愛を手放して、もう一度心の扉をひらくことが大切です。
また、恋愛は頭で考えるものではなく感じるものなので、感受性や女性性を養うことも大切になってきます。
感じる力が備われば、トキメキのアンテナも敏感になり、人を好きになる気持ちを取り戻すことができるのです。
◎リクエストを頂きました◎
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恋愛について質問です。
好きになる努力をしなくても自然にときめきを感じられる相手と恋愛するのと、
全然ときめかないけれど、その人の良い面を探して好きになる努力をして恋愛するのと、
どちらが心にとっていい状態と言えるのでしょうか。
ときめかない相手を好きになる努力をした場合、相手のことを人間的には好きになれても
恋愛対象としてはどうしても見られない場合があるように思います。
かといって、ときめく相手にめぐりあい恋愛成就するのを待つのはあまりに人生に対して
受身すぎる気がするので、自分から好きになる努力をしたほうがいいのだろうとも思います。
好きになる努力をしていてもときめかない・・・こんなケースのヒントをいただければ嬉しいです。
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リクエストをいただきありがとうございます。
今回担当させていただくのは長尾純子です。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、
① 好きになる努力をしなくても自然にときめきを感じられる相手と恋愛するのと、
② 全然ときめかないけれど、その人の良い面を探して好きになる努力をして恋愛するのと、
どちらが心にとっていい状態と言えるのでしょうか。
とのご質問ですが、では、逆に私から質問させて頂きます!^^
どちらが楽しいですか??^^ どちらがワクワクしますか?^^
どちらが幸せか、というのは、人によって幸せの概念が違ってくるので正しさは見極められませんが、
「心にとって良い状態」で判断するなら、断然 ① だと思います。
本来、恋は楽しいものだと思うのですが、②のように無理やり感が出てくると仕事みたいになってしまいますよね。
恋愛をするとよく「やせる」とか「きれいになる」というお話を聞きますね。
これはアドレナリンとかドーパミンいう物質が脳内に発生し、これらが人をドキドキさせたり綺麗にさせるのですが、
恋をするキッカケになるのが、この「ドキドキ」や「気分がいい」「気持ちのよい」という感覚です。
私の私信になってしまうかもしれませんが、恋って、「する」というより「落ちる」ものだと思うんです。
英語では、Fall in love (恋に落ちる) という表現をしますね。
☆ 誰と付き合っても一緒!?
私自信も恋愛をしてきて思うのですが、結局は誰と付き合っても一緒!だと思うのです(笑)
これは、心理学で言う「投影の法則」に当てはまるのですが、私たちは恋愛でも仕事でも、
必ず自分のパターンというのを持っていて、相手や職場が変わっても、出てくる問題は一緒!なんてことがあるんですね。
それは、自分のフィルター(価値観)を通して、周りを見ているからです。
長くお付き合いをするようになると、相手と喧嘩をすることも多くなったりします。
その時に、初めからあまり恋愛感情がなかったり努力が必要だったりすると、簡単に別れてしまったりします。
どうせお付き合いをするなら、好きになる努力をしなければならない相手とより、
恋に落ちた大好きな相手と取り組んだ方が、やりがいがあると思いませんか?^^
☆ 努力すれば好きになれるの??
とはいっても、努力して好きになれるケースもないわけではありません。
そもそも、私たちの親の世代くらいまではお見合い結婚も多く、結婚してから相手を好きになる(努力をする)ことも多かったと聞きますよね。
② の努力して好きになることが、間違っているということではありません。
ただ、好きになれれば幸せですが、仮に好きになれなかった場合、「結婚=辛抱」となってしまうことも。。
こんな時、ときめかない相手を努力して好きになれるか・・・の判断基準として、ひとつこんなやり方があります。
それはスバリ、「その相手とキスができるかどうか?」 です!
人間には生理的にダメ!という相手もいますので(笑)、そんな相手をいくら好きになろうと努力しても恋に発展することは皆無ですね(笑)
でも、「この人とキスできるかな~・・」と想像(妄想)して、できる相手となら、恋に発展する可能性は充分にアリです!!
セックスではなく、「キス」というところがポイントです☆
キスをしている時こそ、脳内にアドレナリンが発生し、気持ち良い気分になり、その気持ち良いという感覚が、
好きになる気持ちを後押ししてくれる可能性は大きいと思います。
☆ 好きになる努力をしてもトキめかない・・
①のケースでも②のケースでも、結果的に恋愛できれば問題はありませんが、実は、これが一番の問題です!
トキメキがないと、やはり恋には発展していきませんから・・^^;
考えられる原因としてまず1つは、昔の恋愛がネックになっている、ということです。
過去にすごく好きだったのに酷いフラれ方をしていたり、どんでもない浮気男(女)で辛い思いをして恋が終わった経験があると、
その時の痛みや怒りのせいで、もう二度とあんな辛い思いはしたくない!と、無意識に心の扉をしめてしまうんですね。
気付いて頂きたいのですが、普通は①と②のどちらの恋愛をしたいかと考えた時、大部分の人は①ではないかと思うのです。
②の選択肢があるということは、敢えて燃え上がるような恋を避けていらっしゃるのではないでしょうか・・・?
つまり、過去にすごく誰かを好きになって、傷ついてしまった => もうあんな思いはしたくない
=> それなら、ときめかなくても安全な人と付き合った方がいいのかな? というように。
これは防衛であり、そこには、男性(異性)に対して、失望やあきらめがあるんです。
心がときめく素敵な男性を好きになって、その人と永遠に幸せになれるはずなんてない・・・という。
ここで必要なことは、前の恋愛(または男性)を「手放すこと」、そしてもう一度「心の扉をあける」ことです。
過去の恋愛で傷ついてしまった分、頑丈に鍵をかけてしまったかもしれません。
でも、心の扉は、内側からしか鍵を開けることはできないんですね^^
ご自分の中のイメージで、扉をオープンにしてみましょう。
☆ 感じることに敏感になってみよう
このご相談でもう一つ感じたことは、頭で恋愛しようとしているな~ということです。
でも、恋愛って、頭でするものではなく、ココロやカラダでするものですよね。
女性性を開花させることが、いい恋愛をする条件の一つになると思います。
女性性というのは、「感じる能力」でもあります。
おそらく、このまま恋愛をしていくと、セックスをしても気持ちがいいと感じられないと思います。。
心と体はつながっているので、心で感じられればられるほど、体も感じられるようになっていきます。
そのために、日頃から「感受性」を養っていきましょう。簡単なことでいいのです。
たとえば、恋愛映画を見ることや、芸能人でもいいので恋をしてみること。
いい絵画や芸術作品を見て、感受性を刺激したりしてみましょう。
ペットや赤ちゃんに対して、「愛おしい」と思う気持ちでもいいのです。
いつか、自分が愛するパートナーに出会うまで、自分の感性を磨いていれば、パートナーとめぐりあえた時に
ビビッと自分のアンテナが察知して、体に電流が走るかもしれません。^^
その時は、あなた自身の女性性も磨かれ、魅力的になっているはずです^^