頑張りやさんの方とお話をしていると、つらい気持ちや、弱音を心の中に押し込めて、一人で頑張ってこられたお話をよくよくお聞きします。
自立心が強い人にその理由をお聞きすると、自分のことで相手に迷惑をかけたり、負担をかけてはいけないという心理から一人で頑張ってしまったというお話をお聞きします。
そう思ってしまう方は、一人で抱えないことが相手のためになるという考えを取り入れてみてはいかがでしょう?
●一人で頑張りすぎてしまう人
頑張りやさんの方とお話をしていると、つらい気持ちや、弱音を心の中に押し込めて、一人で頑張ってこられたお話をよくよくお聞きします。
つらい気持ちや、弱音を他人には言わず、自分のなかに押し込めて表面的には「大丈夫、大丈夫、平気だよ」となんでもないようにふるまってこられるたんです。
心ではつらさを感じながらも、顔で笑ってそれを隠しながら頑張っていたりします。
「なぜ、そんなに一人で頑張られてこられたんですか?」とお聞きすることがあります。
つらい気持ちや、弱音を心の中に押し込めて一人で頑張ってしまう理由は人様々だったりします。
「つらい気持ちや、弱音をだすと負けだと思って」と頑張っている方もいれば、「そんな気持ちを出して受け止められなかったらと思うと怖くって出せなかったんですよね」という方もいます。
理由は人様々だったりするのですが、自立心が強い方とお話をさせてもらっていると、「自分のことなので自分でなんとかしなくっちゃと思って」とか、「私のことで相手に迷惑かけちゃダメだと思って」などの理由をお聞きすることが結構多いんですね。
●一人で頑張りすぎないことが周りの為になることもある
仮に、あなたの大切な友人、もしくは同僚、もしくはパートナーが何かに悩んで苦しんでいるとします。
あなたは、ちょっと最近様子がおかしいなぁと感じ、そのことに気づくんです。
『なにか最近様子がおかしいし、苦しそう』そう感じたあなたは聞いてみるんです。
「調子がよくなさそうだけど、何かあった?」と。
相手は「う、ううん、なんでもないよ。大丈夫大丈夫」と言うんです。
そう言う相手に深追いはできず「だったらいいけど・・・」と引き下がるあなた。
しかし日を追うごとに笑顔が消えていき、疲れていく相手を見るんです。
どうも大丈夫じゃなさそう。
目の前で大切な人が一人で悩みを抱えていて、苦しんでいるというのを見るというのは、どんな感じがするでしょう?
こちらもつらい気持ちになるんじゃないでしょうか?
逆に考えると、あなたが一人で悩んで苦しんでいる時に、あなたを大切に思う人は、つらい気持ちになることがあるということですね。
自立心が強い方にとっては「自分のことなので自分でなんとかしなくっちゃと思って」とか、「私のことで相手に迷惑かけちゃダメだと思って」と思ってしまうのですが、一人で抱え込まず相手に助けさせてあげることが相手のためにもなることもあるんですね。
もしくは、あなたを大切に思う人(あなたを助けたい友人、同僚、パートナーなどの)に直接に助けさすということではなくとも、比較的に相談しやすい人などに相談するなどもいいと思います。
誰かに相談して一人で抱えないように、一人で頑張りすぎないようにしてみるんです。
一人で抱え込まない状況を作ったり、一人で抱えて心を追いつめないようにしてみたり、誰かに気持ちを受けとめてもらい心を楽にする状況を作るんですね。
そうやって少しでも楽になっっていくと、その様子見るあなたを大切に思う人の心も楽になると思います。
自立心が強い方にとっては自分のことで誰かに迷惑をかけてはいけない、負担をかけてはいけないと思い一人で抱えがちになるのですが、一人で抱えないことも周りの為になると考えてみてもいいかもしれませんね。
一人で抱えなかったり、助けさせたりするのも、周りへの愛になることのもあるんですね。
一人で頑張りすぎないでくださいね。
(完)