競争は勝つー負けの世界です。
この概念を手放し勝ちー勝ちという関係も作れるということを学ぶということも競争の世界から脱出するポイントです。
どちらかが惨めな思いをするのではなく、お互い気分が良い方法をさがすという発想がいるわけです。自分にとっても、相手にとっても「良かったね」と思える方法です。
勝ちー勝ちの思考は、誰かを打ち負かすために戦い続ける世界から脱出している世界感であるので心が楽になります。
●戦う世界からの脱出
私たちは競争に勝つというだけでは心が満たされにくいようですというテーマを展開してきました。
想像してみてください。
あなたが競争に勝つということ人生の重みを置いてきたと思ってみたと想像してみていただきたいんです。
アドレナリンの分泌を全開にして、戦いに勝つことが!、誰かに勝つことが!、それこそが人生という生き方をしてきました。
他人をひれ伏し、あなたは戦いに勝利し世間で言う成功を手に入れました。
社会的な地位や、お金を手にしました。
あなたに逆らう人はいません。会社の部下達はあなたが「ちょっと」と声をかけるだけで怒られるんじゃないかとびくびくし、あなたの命令はすぐに聞きます。しかし好かれてはいません・・・。
友人も自分の意見の方が正しいという態度だったり、他人の意見に否定的だったりするあなたにはあまり関わりません。
一緒にいて偉そうにされたり、意見を否定されるなどのややこしい話にならないようにあまり関わりたくないのです。だってそれは楽しくないですから。
お金はもっている。豪邸ももっている。外車も持っている。美味しいものも好きなだけ食べれる。
しかし、それを分かちあう人がいないとしたら、さみしいと思いませんか?
心でつながって感情を共有する人がいないんです。
愛とつながりがある人生は感情を共に分かち合えます。
「美味しいな」もすばらしいですが、「美味しいね」と分かち合える人生はよりすばらしいように思います。
ドイツの詩人フリードリヒ・フォン・シラーは、“友情は、喜びを二倍にし、悲しみを半分にする”と言いました。つながりがある人生はこれを可能にします。
友情だけではなく、パートナーとの愛情、つながりでも同じことが言えます。
そして競争は勝つー負けの世界です。
この概念を手放し勝ちー勝ちという関係も作れるということを学ぶということもポイントです。
どちらかが惨めな思いをするのではなく、お互い気分が良い方法をさがすという発想がいるわけです。
自分にとっても、相手にとっても「良かったね」と思える方法です。
勝ちー勝ちの関係は仕事でも、パートナーシップにも、友人関係でも作ることができます。
勝ちー勝ちの思考は、誰かを打ち負かすために戦い続ける世界から脱出している世界感であるので心が楽です。
自分のことだけじゃなく、相手のことを思いやっている愛が自分ハートからでているので、その自分のハートからでていく愛で良い気分になれます。
愛やつながりを大切にしていると自然と勝ちー勝ちの関係を作りやすくなります。
競争して勝つことそれこそが人生ということに疲れて燃え尽きてしまった時は、愛とつながりに人生の価値観の重みをおくことにシフトチェンジされてみませんか?
(完)