親密感、ひととのつながりというのは、「深く知っているひとほど親密感を感じる」「初対面だと緊張しない」「自由に誘えることが親しみ」「誘われることがつながり」というようにひとそれぞれで感じ方が違うように思えます。
しかし、「つながり」はひとりで感じることはできないんですよね。
つながりとは、誰かとのかかわりを通じてお互いが感じるもの。
双方が、同じように「じーんとした」「あったかい」などと感じること、というと分かりやすいでしょうか。
大切なのは、「いかにハートをオープンにしてひとと接することができるか」ということなんです。
そのためにはどうしたらいいのでしょうか。
私たちは「やり方」「手段」「方法」にこだわりますが、大切なのは自分自身の「あり方」です。
あなたがどうあるか、どうありたいか、ということが重要なんですね。
つながりたいという意欲があなたを動かします。
一緒につながりをつくっていきませんか
◎リクエストを頂きました◎
===================================
こんにちは。
いつもメールマガジンを読みながらいろいろと勉強させて貰っています。
そんな中で、取り上げて欲しいテーマがあります。
それは、『人との繋がり方』です。
学生の頃は良かったのですが、社会人になってから、『人と繋がっている』と感じることが難しくなりました。
友人とたまに会って遊んだりしても、その時は良いのですが、その後、間が空くとなんだか寂しく感じ、”あまり関わりたくないのかなぁ”と思ってしまうこともあります。
私は友人に対して誘うことが多く、逆に人から誘われることが少ないので余計に寂しく感じてしまいます。
また、初対面の人たちばかりの場も苦手です。
社交的に振舞い、その場しのぎの会話はできるのですが、気遣いか警戒からか、疲れてしまったり、”一時的な関係”に空しさを感じたりもします。
『人との繋がり』を感じることで幸福感が全く違ってくると思います。
人との繋がり方、その感じ方など、どうぞ宜しくお願い致します。
(一部、頂いた内容を編集させていただきました)
===================================
親密感、ひととのつながりというのは、「深く知っているひとほど親密感を感じる」「初対面だと緊張しない」「自由に誘えることが親しみ」「誘われることがつながり」というようにひとそれぞれで感じ方が違うように思えます。
しかし、「つながり」はひとりで感じることはできないんですよね。
つながりとは、誰かとのかかわりを通じてお互いが感じるもの。
双方が、同じように「じーんとした」「あったかい」などと感じること、というと分かりやすいでしょうか。
大切なのは、「いかにハートをオープンにしてひとと接することができるか」ということなんです。
また、子供時代や学生時代はつながりを感じたのに、大人になると感じられない、社会人になってからは希薄な感じがするというご相談も少なくありません。
子供時代や学生時代というのは、ある意味、親や社会に依存している状態です。
自分の表現や行動は、見返りとして「がんばったね、とほめてくれる」「誰かが認めてくれる」といってくれるなど、誰かが「~してくれる」ことが動機の中核となります。
一方の、成人、社会人は自立して与えていく側になります。
「誰かの役に立つ」「誰かを喜ばせる」「貢献」などが指標になり、このこと自体が自分の喜び(動機の中核)となるわけです。
与える側となり、そこで、今までとは違う自分を表現していくことになります。
この成長段階においては、そもそもの動機が異なるため、ものの見方や考え方、基準がまったく異なってきます。
このことに気づかないでいると、周囲はあなたにじゅうぶんな能力があると見ているにもかかわらず、今までと同じ受身の自分で対応しようとしてしまい、ずれが生じてしまいます。
その分、自分ができなくなったような、まるで自分が後退したように感じられてしまいます。
でも、それはあなたが成長したということなんですよね。
本来持っているあなたの魅力やよさ、あなたが持って生まれた才能や恩恵を、社会に対して表現していく段階になったということでもあるのです。
それでは、そのためにはどうしたらいいのでしょうか。
私たちは「やり方」「手段」「方法」にこだわりますが、大切なのは自分自身の「あり方」です。
あなたがどうあるか、どうありたいか、ということが重要なんですね。
それを表現してくれる最大のツールが、コミニュケーションです。
コミニュケーションは、大きく分けて二つあります。
自分とのコミュニケーションと自分以外の誰かとのコミュニケーションです。
私たちはコミニュケーションというと、自分以外の誰かとのそれと思いがちですが、相手と素直なコミュニケーションをするために、まずは、ありのままの素直な自分とコミュニケーションすることからはじめてみましょう。
あなたは、そのひとといるとどんな気持ちですか?
そのひとがどんなことをすると、あなたはどんな気持ちになりますか?
そして、あなたが感じていることを素直に伝えていきましょう。
どう伝えるかよりも、何を伝えたいか、です。
コミニュケーションとは、言葉だけではありません。
そのために大切なのがあなたの姿勢、あなたのあり方です。
伝えるときの、自分の姿勢や態度に気を配って見ましょう。
そして、ハートをオープンにして相手とつながるために、相手と自分が同じチームの一員である、という見方をしてみましょう。
同じチームやグループだったとしたら、私たちはどこに向かって行きたいのだろう?
みんなが同じ笑顔になるために、必要なものは何だろう、そんな風に考えてみてください。
あなたがそうあろうとしている姿勢は、伝わるものです。
ハートをオープンにしたい、相手に誠実であろうとする気持ちが相手に伝わっていくのです。
それが、「つながり」をもたらしていきます。
つながりは、ハートとハートが共鳴したときに起こります。
あなたの中にあるハートフルなハートを、どうか分かち合ってくださいね。
(完)