パートナーシップにおいて、パートナー像が浮かんでこなかったり、表現できなかったりするかもしれません。
良い人だよと紹介されても、一般的に言われるような条件では、恋に落ちてさらに幸せになることは出来ません。
それは、どうしてなのでしょうか?
人は誰でも幸せになりたいと考えていても、生きてきた中で、幸せになれる自分に自信を失ってしまったり、かつて挫折したときの痛みを覚えていたりします。
本当の幸せを手に入れるために、パートナー像を霧の中に入れてしまっている原因について、いくつかのパターンに分けて考えてみました。
あなたにとって本当の幸せは、どんなことなのか。
それを見つけて素敵なパートナーを見つけてみませんか?
◎リクエストを頂きました◎
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パートナー選びのものさしがあまりはっきりしていないような気がしています。
自分の生き方ややりたいことを理解して認めてくれる人というものはあっても、
なにをもって相性が合うといえるのかがわかりません。
どんな人となら居心地がいいと感じられるのかが全く実感を伴ってイメージすることができません。
相性があうとは何を意味するものなのでしょうか。
何がどうなれば相性が合うと言うことになるのでしょうか。
お教えいただけると幸いです。
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パートナーシップで、幸せを感じたいときには、自分のパートナー像が大切ですよね。
ところが、いざ、理想のパートナー像を考えようとしても、一般的な表現しか出来なかったり、
ぼんやりしていることがあったりします。
では、一般的な条件の人を紹介されたり、連れて来られれば、恋に落ちることが出来るかというと、
目の前にすると、違う!!って、はっきり気がつくこともありますよね。
あなたの心にヒットする何かが欠けているんですね
どうしてこの様な事が起こったりするのでしょうか?
ひとつには、自分自身がパートナーシップを持つことで、幸せを得られると期待をしている場合。
また、自分自身がどんな幸せが欲しいのか分からずにいる場合。
幸せになりたくないと心の奥で感じている場合。と大きく3つに分けてみることが出来ます。
1.パートナーに期待をしている場合
パートナーに過大な期待をしている場合、パートナーの条件をいろいろ挙げてみるものの、
どれも満足することがありません。
逆に、ものすごく良い条件の人から、告白されると、今度は、「こんな自分」にはもったいない。
とか、いつかは捨てられてしまうんじゃないか。というような、引け目や、不安感を感じてしまいます。
意識しているかしていないかに関わらず、自分の価値が低くなってしまっているんですね。
自分では最高の幸せをつかめないと感じている部分もあるかもしれません。
どうして自分の価値を低くしてしまったのでしょうか?
どうして自分の幸せをつかむ力を手放してしまったのでしょうか?
今まで、生きてきた中で、色んなことがあったかもしれませんが、
今、パートナーに求めている条件が満たされた時、どんな幸せが得られると感じているのでしょうか?
自分の足りない分やかけている部分をどのようにフォローしてもらったら、
幸せが得られると感じているのでしょうか?
ぼんやりと『パートナーに求めている条件』が、『自分を否定している部分』かもしれません。
まず、自分の中にその価値があること、その力があることを認めてあげることで、
本当に欲しい幸せが見えてくるかもしれません。
自分が欲しい幸せの形が見えて、自分の手で手に入れることができると感じたとき、
どんなパートナーがそばにいたら「もっと幸せになれる」のかが、分かってくるのではないでしょうか。
2.自分自身の幸せが見えていない場合
自分自身の幸せの形が見えていない場合、ずっと自分を抑えつけて来たり、
頑張りすぎて自分を見失っていたりするのかもしれませんね。
幸せという感覚や、自分らしいという感覚が、長い間麻痺してしまっているかもしれませんね。
長い間麻痺していた感覚を取り戻していくためには、凍ってしまった自分の心にヒントがあるかもしれません。
ひとつは、あなた自身の子供のころがヒントになります。
子供のころどんなことに夢中になっていたでしょうか?
子供のころ夢中になっていた感覚が幸せのヒントになったりします。
探検や虫取りなど、新しいことを見つけることでどきどきするのが好きだったでしょうか。
本を読んだりミニカーやぬいぐるみを集めたりと、自分の内側の世界を充実することを好んでいたでしょうか。
こんな風に子供のころ夢中になっていたことは、あなたの幸せを感じる傾向を教えてくれます。
子供のころから自由が無かったりする場合もありますよね。そんな時は、今のあなたの心の中がヒントです。
何が好きというのは難しいかもしれませんが、何なら落ち着くとか、ほっと一息つける。
逆に、ワクワク・ドキドキ出来るでしょうか。
穏やかさを好むのかワクワク感を好むのかそんなところから見つけてみてもいいと思います。
自分が幸せと思う感覚を見つけたら、その感覚を一緒に見つけていける人を探してみてくださいね。
あくまでも、『一緒に見つけていける人』であって、その感覚を「与えてくれる人」ではないんですよね。
3.幸せになりたくないと考えている場合
幸せになりたくない・幸せになってはいけない。そう考えてしまっている場合。
傷ついた経験や誰かから拒否されたりした結果深い罪悪感を感じているかもしれません。
自分が幸せになることで、誰かが悲しんだり・嫉妬されると感じているのかもしれません。
はたまた、誰かを恨んでいるのかもしれません。
果たして本当にそうなのでしょうか。私たちは子供のころ、全ての人が幸せである。
という世界を短い間だったかもしれませんが、それを感じていました。
誰かの幸せのために自分を押し殺してしまったり、自分の幸せを犠牲にすることは、
他の誰の幸せをも運んでこなくなってしまいます。
自分のために、誰かが幸せでない状態でいるとしたら、その人は本当に幸せを感じることはできないですから。
ここでは、自分が素敵なパートナーを見つけて本当の幸せを手に入れることが、
他の人も本当の幸せを手に入れるチャンスを持てるということに気がつくことが大切です。
あなたが幸せになるということに許可をしてあげるということですね。
全ての人が幸せになれる世界に住むということです。そのためには、自分が幸せになることも、
他の人が幸せになることも喜ぶことがカギになります。順番は思っている順番とは違うかもしれませんが。
幸せになる準備が出来た時点で、もう一度理想のパートナー像を見つけてみてくださいね。
性格で表せるかもしれませんし、仕事や家庭環境が入ってくるかもしれません。
それ以外の条件が入るかもしれません。
でも、あなたが『一緒に幸せになっていける人』をどう表現するかだけなんですよね。
最高の幸せを誰かと見つけていくことに一歩踏み出してみてくださいね。