出来ない自分の偶像

やりたいことや夢がいくつもあるのに、どれひとつとして手を付けられなかったり、出来ないことってありませんか?

最初はものすごくやる気まんまんだったのに途中からさっぱりやらなくなった。
そんなこともありますよね。
こんなことは、初めてではありませんから、今までのたくさんの挫折経験を味わうことで、「やりたいことが出来ない自分」という虚像が作られていきます。

この虚像は、まるであなたが信仰している偉大な教祖のような影響力を持っています。
虚像はここから抜け出そうとすると、強い力で引き止めます。
君には無理だよ、また挫折するよ。と・・・
でも、虚像は幻なんです。
この虚像の支配から抜け出して、どんなことでも出来る自分を目指してみませんか

◎リクエストを頂きました◎
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普段、生活をしていて、やりたいこと(というかやらなくちゃいけないと自分で思っていること)はいっぱいあるのに、
どれが今の自分にベストなのかで迷ってしまい、やる気がなくなったり、結局何もしないまま時間が過ぎていってしまうことがあります。
もっと充実した生活を送りたいのにそうできなくて、焦りのようなものを毎日感じています。
やりたいことをやれる日もあるのですが、終わった後、疲れ切ってしまっています。
どうすれば、スムーズに楽にやりたいことを迷わずできるようになるのでしょうか。
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やりたいことがいっぱいの毎日。本当なら充実した毎日を過ごせるはずなのに、
たくさんある「やりたいこと」のひとつもてにつけられない・・・。

そんなこと、身に覚えがありませんか。

やりたいことがあっても、どれ1つとして出来ないことがあります。

過去の経験から来る挫折感。
やりたいことが多すぎることによる意識の分散。
やりたいことが、いつのまにかノルマに変わってしまう。

そういったことが、影響していたりします。

「あ~。やっぱり途中で投げ出しちゃった」
「自分には無理なんじゃないかな」
「どれもやりたいけど、どれからやって良いか分からない」
「最初はやる気があったけど、本当にやりたいことか分からなくなってきちゃった」

そんなことを思ったことはありませんか?

こういう状態になると、あなたの中にある偶像が出来上がります。
深い意識の中に、『やりたいことが出来ない自分』という偶像が出来上がってしうんですね。

そして、この偶像は長い時間をかけて、教祖というくらいにまで、偉大な偶像になってしまうんです。
自分の中で強くパターン化してしまうんですね。

人間は自分の思い込みにとても忠実ですから、その通りに行動してしまいます。
何度チャレンジしても、いつも途中で『投げ出させて』しまったり、どれも手をつけられないように仕向けたりしているんです。

もちろん、無意識にです。

ですから、まずは、この偉大なる教祖の偶像を壊してしまいましょう。
ひとつは、『やりたいことは、やり遂げられる』という感覚を身に付けてあげるのです。

今までの中で、上手に出来ていたときを時間をかけて思い出してみてくださいね。
どんな小さなことでも良いんです。

探検ごっこに夢中になっていた自分、ままごとに夢中になっていた自分。
今までの人生の中に、いくつかあるはずですから。

そして、もうひとつは、やりたいことを、楽しもうと思うことです。
時には、ノルマになってしまっているかもしれません。

そんな時は、最初を思い出してみても良いですし、何が楽しいのか探ってみても良いですから、
楽しいこと探しをしてみてください。

もうひとつ、『やりたいことをさせない』という「ワナ」があります。
これは、やりたいことを全て上手にこなしている『偉大な自分』への抵抗です。

自分はそんなに偉大な人間じゃなくて、こんなことも出来ないぐらいに、ちっぽけなんだ!
と見せようとしている自分です。

何かをやるためには、いっぱい努力をしなければいけない。
そう思うと、何かが出来れば出来るほど、苦労が舞い込んでくる気がしませんか?

やりたいことを、いくつも出来ている時というのは、本当は自由でエネルギーがどんどん湧き出てくる状態になるはずなんです。

子供のころそうではなかったでしょうか?
自分にはやりたいことをやれるだけのパワーがあるということを、思い出してくださいね。

やりたいことをやればやるだけ、エネルギーが沸いてきて、いろんな事が簡単に出来るようになるんだ。そのことをもう一度自分に教えてあげてください。

そのエネルギーは、まるで誰かを好きになった時のように、どんなことも簡単に出来るようにしてくれるものですから。

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